私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日からまたシリーズで、シュタイナー思想についてお話していきたいと思います。
今回のテーマは「宇宙と人間創造」についてです。
宇宙と人間創造の概要
シュタイナー研究者大野章さんのご紹介
書籍『シュタイナー思想とヌーソロジー』を参考に、シュタイナー研究者であり医学博士でもある、大野章さんの解説をご紹介します。
▼ 参考書籍 ▼
人体について
大野さんいわく、人間の人体は下記のような存在だとおっしゃいます。
以前も、シュタイナー研究者の福田さんの解説で、各惑星紀ごとに人間に機能が与えられたとお話しましたね。
大野さんはさらに、この四つの本性(肉体・エーテル体・アストラル体・自我)が、高次の霊的本性による宇宙太陽系創造の軌跡とリンクして、段階的に構築されてきたとおっしゃいます。
宇宙創造は「土星紀」からはじまり、「土星紀→太陽紀→月紀→地球紀(現在)」と進み、太陽系自体が輪廻をくり返しながら進化しています。
人間の進化は惑星の進化と連動している、というのがこれまでお話してきた内容になります。
ここまでのお話は宇宙創造がメインでしたが、これからお話していく内容は、
宇宙創造は人体創造と同時に行われていた
という驚きのお話です。
そして、この創造活動を担っているのが、高次存在である創造神たちです。
地球紀以降の人間の進化について
まずはじめに、地球紀以降の人間の進化についてお話したいと思います。
シュタイナーによると、人間は今後その形態を大きく変えながら、さらに進化を続けていくそうです。
ウルカヌス紀に霊人(アートマ)を獲得すると、人間は、
第10番目の自由霊となって、新たな宇宙創造に関わっていく
そうです。
はてさて、第10番目の自由霊とは一体何のことでしょうか?
第10番目の自由霊となる人間
じつは、宇宙を創造している高次の存在たちは、三位一体で存在し、それらは9種類の霊(創造神)として存在しています。
聞きなれない、カタカタの創造神たちがいっぱいですが、今宇宙には9種類の創造神が存在しており、次の10番目に進化した人間が、あらたな創造神として加わるそうです。
人間が宇宙の創造神となる!
なんとも衝撃的なお話!
ウルカヌス紀以降の宇宙
最終段階とされるウルカヌス紀になると、土星紀以来の創造進化に関わったすべての存在たちは、完全に霊化され、ウルカヌス紀は超太陽となり、自らを解消させるそうです。
そして一つの空虚な球体を生じ、その球体はそれ自体が上位創造神セラフィーム、ケルビーム、トローネたちの活動の場であり、驚くべきことにその行く末は…、
新たな太陽系の創造
へと進んでいくそうです。
高次存在(宇宙創造神)たちの進化
そして、この高次存在(創造神)たちは、人間が進化の過程で獲得していく本性部分(肉体・エーテル体・アストラル体・自我)をその階層、位階に応じて、人間より先に獲得しているそうです。
そして、宇宙の惑星進化と、人間の創造進化に関与していく活動の過程で、その階層ごとに高次存在自身もまた、さらに一段階高次のあらたな本性を獲得していくようになるそうです。
つまり、すべての高次存在が、彼ら自身の進化を人間との共同創造進化とともに続けていき、宇宙全体の進化を創造していく構図があるそうです。
ですので、人間だけが進化するのではなく、人間が進化すると同時に、高次存在も人間が得たものを彼らも得て、一緒に進化しているそうです。
人間がいなければ高次存在たちも進化できない、ということですね!
今後のお話のポイント「反射」
そして、今後の惑星進化や人間進化のお話の中で、重要になってくるものに「反射」という作用があります。
これによって惑星、そして人間の進化が、高次存在と連動するようになります。
人間の自我も、他者という鏡を通して自分を認識し、自己を形成していきますよね。
この反射は、自我形成だけでなく、高次存在たちも同じように反射によって進化しているようです。
まとめ
次回より、人間そして宇宙がどのようにして誕生したのか、土星紀までさかのぼってお話していきたいと思います。
土星紀、太陽紀、月紀と進んだ後、いよいよ地球紀にて、みなさんの大好きなレムリアとアトランティスの話にも触れていきたいと思います。
次回もお楽しみに♪
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