私の宇宙からこんにちは、natanです。
本日はいよいよ、このシリーズの総まとめです!
私たちは約6,500年前に、ヌーソロジーでいう「性質側の人間」として、原始の今の地球に戻されました。
ヌーソロジーでいう「性質」とは、「進化の方向性を持たない力」だと習いました。
しかし、私は…、
「前次元において自分が進化の方向性を持たなかった」なんて思いたくないのです!
みなさんも私と同じ気持ちだと思います。
私は、前回自分が進化を見送った理由を知りたいと思っていたところ、シュタイナーによって答えがもたらされました。
というわけで、今日は人類が持つ宇宙的使命、そして私たちが前次元において進化を見送った本当の理由についてお話したいと思います。
人間存在の理由
今日のお話は、人類究極の疑問に対する答えとなるはずです。
これまでのおさらい
この疑問を考えるために、もう一度「真の自我性」について復習してみましょう。
「真の自我性」とは、「自己独立性」と「自他同一性」の二つの矛盾する性質を兼ね備えた高次の自我性のことをいいます。
ここでいう「自己独立性」とは、「私は私である」というような、自己と他者を分けることではなく、その究極の意味において、
自己独立した責任ある霊的存在として、宇宙の霊的創造の責任の一部を引き受ける
という意味です。
しかし、人間はこの「自己独立性」を形成するために、一度神々や宇宙の霊から切り離されました。
そして、物質世界に深く沈み込み、神々や宇宙の本源である霊的世界を忘却したのが今の人間の姿です。
人類に与えられた自由意志
宇宙の根源は「霊」です。
いずれ私たちも、その霊に戻るときがきます。
しかし、私たちは一時的に物質世界に深く沈み込み、神々や霊的世界を完全に忘却することによって、霊というこの宇宙の根源の世界へ「戻るか or 戻らないか」、その自由な選択肢を与えられました。
これからの霊性回復の時代、「霊性回帰するか or しないか」について、私たちは自由に選ぶことができます。
「霊性回帰には個人の努力が必要である」とヌーソロジーでもシュタイナー思想でも同じことを言う理由は、
私たちに「自由意志」が与えられているから
なんです。
つまり私たちは、神々や霊とハッキリと分断されることによって、独立した存在としての「自由の可能性」を与えらたのです。
宇宙創造には「愛」が必要
一方で、宇宙には高次の霊的生命体を含め、多様な生命体が生きています。
地球に生息する多種多様な生命体と同じように、宇宙全体も一つの生命体です。
宇宙全体はそれぞれの生命体が、
することで成り立っています。
そして、このように宇宙の生命体が相互に関係性を深め合い、共同で宇宙創造を行う能力こそ「自他同一性」の本質です。
この能力は、
愛
と呼ばれています。
宇宙は自らが存在し、創造していくために「愛」の力を必要としています。
人類の宇宙的使命
各生命体が独立性を強めれば強めるほど、他との相互関係性を深めるためには、より強い「愛」の力が求められます。
私たち人類は、神々や霊からハッキリと分断されることによって、
「自由」とともに「より強い愛」を生みだす可能性を与えられました。
そしてこの「愛と自由」こそ、人類の宇宙的使命に他ならないのです。
人類ほど独立した存在はいない
宇宙には、さまざまな神々や霊が存在しています。
それら存在は、人間よりはるかに進化しています。
その存在たちも、かつては今の人類とは異なる形で、人間段階を通過していきました。
人間とは、宇宙から「自我」を与えられた存在のことをいいますが、しかし、私たち人類ほど「自己独立性」を強め、宇宙の霊・神々から独立した(切り離された)存在はいなかったんです。
人間より進化した神々や霊たちも、「自己独立性」と「自他同一性」をあわせ持った自我を持っています。
しかし、その自我は私たち人類ほど高い独立性を持っていません。
「自我⇔自他」の意識はあるものの、私たち人類のような明瞭な独立意識を持っていません。
この傾向は、高次存在になればなるほど顕著になります。
そのため、高次の神々や霊たちは「独立した自己」という意識は弱まり、その意志や行動において根源の宇宙叡智に従うだけの存在となっていきます。
しかし、私たち人類は違います。
私たち人類は、神々や霊から強く分断されることによって、神々や霊から「自立」し、より強い「愛と自由」を、この宇宙にもたらす可能性が与えられたんです。
これこそ私たち人類が、私たちよりも進化した神々とも、私たちの後に続く諸存在とも違う、私たち人類固有の宇宙的使命です。
「愛と自由」を宇宙にもたらす存在
以前の記事で、私は人間を「神々の幹細胞」という比喩を用いて、私たち人類の役割をお話しました。
私たちには「自我性」が付与され、それを「真の自我性」へと成長させることで、宇宙全体が自分自身を認識できるようになるというお話でした。
私たち人類が個人レベルにおいて、「真の自我性」へと成長させることで、宇宙的力を受容して進化するだけでなく、宇宙自身も私たち人類のおかげで進化することができます。
これはあくまでたとえ話ではありますが、このように私たち人類は「真の自我性」を獲得することによって、この宇宙に「愛と自由」をもたらすことができるようになると考えます。
これが私たち人類の使命です。
この「愛と自由」が、人類の宇宙におけるもっとも根源的な存在理由、存在責任です。
結論
私たちは約6,500年前に、性質側の人間としてこの地球に戻されました。
その理由は、
宇宙に「愛と自由」をもたらすため。
そのために私たちは神々からあえて分断し、つらく厳しい過酷な世界を生きながら、自分の進化のためだけでなく、宇宙のため、宇宙に存在する他の仲間たちのために必死で自我を育ててきたんです。
その自我をようやく花開かせるときがきました。
ようやく、ようやく、長く厳しい冬の時期が終わったんです。
私たちは進化のために、意図的にこの物質世界に戻ることを決意した勇気ある存在だと思います。
地球外知的生命体からのチャネリング情報によれば、宇宙全体がこの地球で起こっていることを興味深く見ているそうです。
そして、心から私たち人類を応援しているそうです。
宇宙のためとはいえ、ここまで過酷な世界にやって来ようとする、その勇気を称賛してくれているそうです。
凄くないですか?私たち( ;∀;)
もっと、自分という存在に自信と誇りを持つべきですよ!
やがて地球進化期が終わり、宇宙全体が新しい進化期へ移行します。
ヌーソロジーでいえば「力の等換」の時期ですね。
そのとき、この宇宙全体が、私たち人類が生みだした「愛と自由」の力に浸透されます。
そして宇宙は、私たち人類も含め、また新しい宇宙的な創造に取り組むことになります。
地球進化期のはじめから、長い時間をかけて人類が取り組んでいる「真の自我性」の形成とは、この「愛と自由」を宇宙にもたらすプロセスに他なりません。
そして、それが私たち人類の存在理由です!
まとめ
以上が今シリーズの総まとめでした。
今日のお話を聞いて安心しましたか?(笑)
安心するのはもちろんのこと、自分という存在に対しても、誇りと自信を持ってもらいたいなと思ってます。
このお話を通して私は、ヌーソロジーでいう進化の方向性を持たない「性質」という意識も、「良い」「悪い」で判断するのではなく、そこにはしっかり意図があってその意識の方向性を持っていると捉えるのがベストだと学びました。
それにしても、シュタイナーの教えは何とも素敵な話ですね♪
私たちも前向きに日々意識進化に励んでいきましょうね!
次回もお楽しみに♪
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