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【シュタイナー】宇宙と人間創造⑧地球紀―アトランティス時代/自己意識の誕生/人類の指導者ノアの選出

宇宙と人間創造―アトランティス時代宇宙と人間創造(シュタイナー思想)
natan
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私の宇宙からこんにちは、natanです。

今日は、アトランティス時代についてお話したいと思います。

◎前回までのお話はこちら↓

▼ 参考書籍 ▼

この記事で学べること
  • アトランティス初期と中期以降の人間には大きな違いがある
  • アトランティス時代に自我の芽が生まれ、内的思考器官が形成された
  • アトランティス時代の人間の進化過程は7つの亜人類期に分けられる
  • 人類の指導者、ノアの選出

アトランティス初期

当時の地球環境

アトランティス初期の環境は、全土が深い霧で覆われていたそうです。

そして、次第に地球地表が人間にふさわしい状態になり、人間は風の領域から物質領域に降りていくようになります。

森林03

人間の進化状況

ここで重要なことは、アトランティス時代初期の人間は、外的に霊的世界を見ることができる見霊能力を持ちながら、しだいに内的思考器官を形成していくとともに、

神的本性の懐から離れ、物質界を見ることができるようになってくる

ということです。

レムリア時代から続いて、地球の濃縮化はさらに進行していきます。

大地もまた、この間に固まっていきます。

アトランティス中期

アトランティス中期になると、濃縮化は人体にも及ぶようになり、軟骨が形成されるようになります。

続いて骨や肉も形成されはじめ、人間は固まってきた大地で生活していけるようになりました。

裸足

肉体が個体化していくに従って、霊的世界を見る見霊意識(アストラル意識)はしだいに暗くなっていきます。

しかし一方で、それと反比例するかのように、物質世界である外界を明瞭に観察できるようになり、個人として独立した内面が、その存在の自我の担い手として現れはじめます。

アトランティス後期

人間の進化状況

アトランティス後期になると、さらに人体の濃縮化、すなわち物質化は進行し、ようやく人間の形姿がほぼ現在のような姿になってきます。

アトランティス中期以前の人間のエーテル体は、その頭部が上方に突きだしていました。

こんな感じでしょうか?

アトランティス人の頭
画像参照:カラパイア

しかし後期になると、濃縮化の進行により、エーテル体頭部は沈み、現在の脳の眉間の奥にある松果体の位置まで沈み、人間の意識に自我の芽が生まれました。

脳02

この段階で人間に個の意識、すなわち、

自己意識が出現

するようになりました。

このように人間は、神的本性に抱かれた「水」と「風」からなる世界から、固い物質の世界に降下し、個別化するまでに進化してきました。

「水」と「風」からなる世界=エーテル界

今後の人間の進化について

そして将来は、

ルドルフ・シュタイナー
ルドルフ・シュタイナー

個の意識を持ちながら、ふたたび「水」と「風」の世界に上昇し、神的本性と結びつくようになる。

と、シュタイナーは語っています。

すなわち、人間は無意識の存在として「水」と「風」からなるエーテル界から現れ、自己意識を有する存在へと進化して、ふたたびエーテル界に戻っていくということです。

地球紀の進化02

シュタイナーはまた、人間がこの「再びエーテル界に戻っていく力」を獲得したとき、地球紀の目標は達成されると述べています。

そして現在の人間は、

ルドルフ・シュタイナー
ルドルフ・シュタイナー

エーテル体がふたたび頭部から上方に突きだしはじめている。

とも述べています。

アトランティス時代の前期と中期以降における人間の違い

アトランティス前期

アトランティス時代の人間の特徴は、前期と中期以降で大きく異なります。

前期の人間には、外的に霊的世界を視る能力が備わっていますが、これは前期の人間がエーテル体の頭部を肉体の頭上に大きく突きだし、そのエーテル体頭部がアストラル体と結びついていたためです。

アトランティス人の頭02
画像参照:カラパイア

この部分のエーテル体に、アストラル体がアストラル界で体験したことを刻印し、アストラル体験がエーテル体を介して意識化されるようになったのです。

これが見霊能力であり、当時の人間がつねに神的存在に包まれていると感じていた要因です。

見霊能力を有していた時代の人間の意識は、現在の目覚めと眠りの中間状態にあったそうです。

そのため、生命力となって働きかけてくる太陽の霊的作用力を、エーテル界的に知覚することができました。

その一方で、外界すなわち感覚界に対しては、霧の中にいるときのようにぼんやりとしか知覚できず、物質世界を理解することがまだできませんでした。

シュタイナーによれば、古代人の神に対する認識や世界各地に残る多彩な神話は、すべてこの時代の見霊的観察の現実が反映されたもの、とのことです。

森林04

アトランティス中期以降

その後、アトランティス時代中期以降になると、頭のエーテル部分が肉体の頭部の中に沈み、エーテル形姿もようやく現代人のようになります。

その結果、見霊能力が喪失していきました。

かわって形成されるようになったのが、

内的思考器官

です。

内的思考器官の形成によって、

  • 知的な力
  • 認識の力

が生まれ、内省し思索することができるようになります。

思考

すなわち、思考を働かせることで、人間は内面から神的なものに至ることが可能になりました。

ここに至って人間は、感覚、感情、思考、想像力を働かせて、物質界の諸事象について考えを巡らせはじめ、文化~文明を創造することができるようになりました。

natan
natan

ここ、とても大事です!!

「内面から神的なものに至る」という部分、これを今は頭の片隅に置いておいてください。

ここが重要なので、のちほど総括の部分で再度触れたいと思います。

7つの亜人類期

シュタイナーいわく、アトランティス時代における人間の進化過程は、

7つの「亜人類期」

に分けることができるといいます。

アトランティス時代

第一亜人類:ルモアハルス人

初期アトランティス人には、現代人の持つ論理性というものが備わっていませんでした。

そのかわり、高度に記憶力が発達していした。

この時期はまだ、概念を形成する能力はありませんでしたが、これまでに体験してきた形象による記憶の想起だけによって、出来事の意味を直感することができました。

ポイント解説

レムリア人は、体験内容を形象する能力を持ってはいましたが、記憶能力の萌芽はレムリア晩期になって持つことができました。

そしてまた、言語の発達が、この記憶能力の発達とリンクしていきます。

言語

レムリア時代晩期には、女性たちが自然力を歌のような自然言語に置きかえましたが、言語の発達までには至りませんでした。

しかし、前アトランティス時代の第一亜人類であるルモアハルス人は、言語を発することを覚えます。

彼らの発する言語の響きはとても根源的であり、また自然的であったと言います。

この言語の発達により、人間は自らの魂と外なる事物との結びつきを行い、言葉を用いて周囲の事物に名前を与えました。

それとともに、たとえば病気を癒す力、植物を成長させる力、動物の凶暴性を鎮める力など、言葉に周囲の事物や人間に効力を発揮する力が込められていることを覚えていったようです。

日本でいう「言霊」みたいなものかもしれません。

アトランティス初期の人々は、言葉の乱用は恐ろしい災いを生みだしてしまうものと感じていました。

しかし、アトランティス後期になると、この能力もまた衰退しはじめ、言葉の効力はしだいに弱まっていきました。

第二亜人類:トラヴァトリ人

第二亜人類トラヴァトリ人の時代になると、記憶が共通の思い出によって結ばれた、血でつながった人間集団が生じます。

そして、共同生活の内部で先祖崇拝がはじまります。

先祖崇拝は世代を介して後世にまで伝わるようになり、祭祀のような儀礼形式もまた、形成されるようになります。

そして同時に、個人の感情も芽生えていきます。

宗教

第三亜人類:トルテケン人

第三亜人類トルテケン人の時代には、社会共同生活が発展し、国家のような形態が生まれてきます。

そして、有能で尊敬されるリーダーが現れるようになり、代々世襲されていきました。

記憶力の発達は一方で個人の強大な権力を生みだし、そのような系図の中から、権力を個人の利益にしようとする利己心が生じ、権力の乱用がはじまるようになります。

第四亜人類原テゥラニア人・第五亜人類原セム人

生命力を自由に支配できる、アトランティス時代におけるこのような権力の乱用は、とくに第四亜人類である原テゥラニア人において大規模に起こり、集団相互に大きな破壊を生じるようになりました。

暴力

第五亜人類原セム人になると、そのような破壊を防ぐために、利己心を抑制する論理的な思考力が育ちはじめます。

どういうことかというと、まずは共同体に横たわる過去の祖先からの共通記憶に基づく社会生活を脱し、個々がそれぞれ種々に体験する内容を比較、判断する力が生まれます。

それによって、願望や欲望が統御されるようになること、すなわち、「内面の声」に耳を傾けるようになってきました。

思考力が内面的に獲得された結果、それまでに可能であった自然力を支配する力が減少し、その結果として大きな破壊力を行使する能力が消失していきました。

第六亜人類アッカード人・第七亜人類蒙古人

第六亜人類アッカード人になると、この思考力はますます向上していきます。

それまでの共通の記憶に基づく秩序と調和によって、法律と規則が考えだされるようになります。

また、人々は思考力が発展することにより、功利性もまた強まり、これによって、冒険と新たな建設の気運が高められ、移住や貿易が盛んに行われるようになります。

アトランティス
※画像はイメージです。

しかし、第七亜人類である蒙古人の場合は、第四亜人類の特徴が強く残り、自然力、生命力に対する信仰を強く残していたとされます。

また、第六亜人類、第七亜人類の思考力は、その後の新たな発展を遂げるに際し、しだいに相応しくなくなっていったとされます。

人類の指導者の選出

最終的にアトランティス時代の終わりには、三つのグループの人々が存在するようになりました。

  1. 神的叡智を教示し、神的行為を遂行できる人々
  2. 大多数の民衆
  3. 思考力を発展することができ、①のグループの教える原則を把握することができた少数の人々

この③のグループの人々は、第五亜人類原セム人の流れをくんでいましたが、その中から「マヌ」とよばれる人類の最高指導者が出現しました。

一節によれば、

マヌは聖書のノアである

ともいわれています。

ノア

マヌは③のグループの中から、もっとも優れた者を人類の指導者として選びだしました。

指導者の意図

彼の意図は、これまで無意識に受動的に人々が従ってきた神的な指導原理を、

人類自らが思考するように仕向けること

にありました。

すなわち、星の運行、天候の変化等々の自然現象の背後にある、神的霊的な表出を感知させること、そして、すべての生活を神々の摂理と一致させて、人生のすべてを高次の世界に導くことです。

そして最終的な目的は、

自分自身の歩む道を自らの思考を介して見いだすようにすること

でした。

自由意志の獲得

しかし、一方で人々には、別の側面が生じました。

自然現象にある神的な起源を知ることなく、自然力を個人的な欲求、利己的な目的に役立てるために自由に使用する行為です。

このような二つの側面から、人間は自らの内的要求にしたがって、自らの意識で何事も選択するようになっていきました。

おそらくこの時点が、人類の進化におけるもっとも大きな転換期であったのかもしれません。

すなわち、

自らの「自由意志」を持って、善と悪を判断する能力を獲得する

ということです。

つまり、地球紀の人間に自由な思考行為をもたらし、その後自らがその意志によって霊性を高めていくという、宇宙の神的創造の意図と人間がここではじめて結びついたということなのです。

マヌにより育成されたこれらの人々は、その後にきたる第五根幹人類時代(ポストアトランティス時代)の初期の指導者になっていきます。

地球紀の進化08

まとめ

以上が、アトランティス時代における人間進化のお話でした。

ここまできて、ようやく宇宙の神的創造の意図と人間が結びついたんですね!

長いなが~い道程でしたね!

次回はアトランティス末期と、私たちが生きる第五根幹人類期の初期のお話をしたいと思います。

次回もお楽しみに♪

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