私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、霊的三位一体構造からオリオンの解説をしたいと思います。
◎前回までのお話はこちら↓
神々が存在する領域
オリオンは、人間進化の最高位に存在する領域であり、いわゆる「神々が存在する領域」です。
オリオンは、万物の多様性をすべて一つに統合した、偉大なる宇宙的知性の存在する場所です。
オリオンは、三位一体の中の「父なる存在」に位置します。
私たちももともとはそこの存在であり、さらに宇宙を進化させるべく、一度オリオンから霊的下降をして、プレアデス領域に降りて進化を図っています。
そして、再度オリオンを目指すべく上昇をしています。
この力の流動性が、宇宙の原動力になっています。
人間という存在があるからこそ、宇宙は永遠に進化を続けられるんです。
人間存在は神の種子
「私たちはもともとオリオンに存在していた」と言いましたが、別の表現をすると、
人間という存在は父なるオリオンが撒いた「神の種子」
です。
宇宙が永遠に進化するのと同じように、神もまた永遠に進化し続ける存在なんです。
神が進化をするために、自らの分身として「人間(神)の種子」を、オリオンから母なる領域であるプレアデスに蒔いた。
それが霊的下降の意味です。
その種子が発芽するまでの間、土の中で養分を使って、芽を出すまでの期間を過ごす場所が、プレアデス領域です。
プレアデス領域は母の子宮のような場所なので、その領域内ではプレアデスの力が優勢ですが、父なるオリオンも絶えず創造の力を働かせて、私たち人間を育てようとしてくれています。
オリオンの暗黒面に対する誤解
宇宙全体の転換期が迫っている中、人間の進化を阻害する力によって、人間の意識が宇宙のリズムに乗れない状態に陥っていました。
人間の進化を阻害する力によって、オリオンとプレアデスの結束が強くなってしまい、人間の進化がなかなか起きづらくなっているとお話しました。
この状態によって、「オリオンという存在は悪である」と捉えられるようになってしまいました。
しかし、オリオンという存在は決して悪ではありません。
人間の進化を阻害する力によって、人間の意識が霊的覚醒の方向へ向かわなくなっているのを、父の愛を持って厳しく指導していると私は思ったんです。
たとえるなら、オリオンを昭和のお父さん的な存在として見てみるといいかもしれません。
父親って厳しくもあり優しくもある、そんな存在ですよね。
お母さんが優しい反面、お父さんは厳しい。
オリオンとプレアデスも、そんな関係だと思います。
そして、父親の厳しさはときとして恐怖を感じたり、厳しすぎる一面もあるかと思います。
それもすべて、「子供のことを思ってのこと!」なんだと思います。
父親は不器用なんだと思います。
「素直じゃないな~」なんて思うこともしばしば…(笑)
子供の立場からすれば、「お父さんは厳しい。お父さん嫌い。」なんて思うかもしれません。
しかし、その思いもあるときを境に、「感謝」へと変わります。
それは自分が家を出て一人の力で暮らすようになったとき、または結婚をして子供が生まれ、自分自身が親になったとき。
あ、あのとき、お父さんはこう思っていたんだ。
だから私に厳しく怒ったんだ!
そう思えるようになります。
父親という存在は太陽のように、ときには熱く、ときにはぬくもりを与えてくれる、そんなハッキリした二面性を持っているように感じます。
だから太陽が、こういった意味での「父なる太陽」なのかなと思ったりもします。
オリオンを悪と捉えてしまう原因
そして私がこのように考察をして、改めて霊的構造の三位一体を振り返ってみたとき、気づいたんです。
どうして、オリオンを悪と捉えてしまうのか?
それは…
人間の意識が自立していないから
そう思ったんです。
私たちを自立させようと、霊的覚醒の方向へ向かわせようとして、父なるオリオンは人間のお尻を叩いているんだと思います。
私たちがその愛情をしっかり受け止められない、まだまだ未熟な子供だからこそ、オリオンを悪と捉えてしまうんだと思ったんです。
自立できていない状態で、オリオンを批判するのは間違いだと学びました。
まだ親の保護下にある状態で親の愛情、オリオンの真の姿を捉えることはできないんです。
自立しないで実家の世話になりながら、
お父さんは厳しすぎる!
なんで優しくしてくれないの!
なんて言っている子供と一緒だな、なんて自分を反省しました(笑)
私も少なからず、ニューエイジ系のオリオンを悪と捉える、そのような情報を収集していたときがあったので、ヌーソロジーを学ぶ中でキッパリそこから手を引くことにしました。
これはオリオンの暗黒面に限ったことではなく、政治や経済に対しても、反抗的な姿勢を取るのをやめました。
自分自身がやるべきことは自分軸をしっかり作り、自分で考え、自分の足で歩むこと。
他人のせいにする、他人に頼るのではなく、自分が自立して自分自身に責任を持って物事を捉え、判断し行動すること。
そうしなければ、いつまでたってもオリオンにお尻を叩かれつづける。
さらに、オリオンという偉大なる父の厳しさの裏側にある、本当の優しさ・愛を知ることはできない。
さらにさらに!
ヌーソロジーさえも、しっかり腑に落とすことができないと思いました。
↑これ、とっても重要!!
政治や経済に対しても、いろいろ物申したいことはたくさんあるんですが、そこと戦っても意味がないと私は判断しました。
大事なのは意識の進化!
意識の自立!
政治や経済を変えるべく、奮闘している人たちを批判しているわけではありませんよ。
これは私の世界で私が判断したことであり、オリオンを本来の姿で捉えるために、そのように考えたという私の個人的なお話です。
※重要※ オリオンは悪ではない
私は宇宙を勉強する中で、何度も「オリオンは地球にとって悪い存在」「人間の進化を阻害している」と知りました。
ですが、ヌーソロジーは「それは違う」と言うんですよね。
今の人間の世界は、オリオンにとらわれたプレアデスになっている。
真ん中をつないでいるシリウスの次元が見えてない。
オリオンとプレアデスが合体してしまうと、プレアデスはシリウスの方向性を見失ってしまうとOCOT(オコツト)は言います。
ある意味ここでのプレアデスがつながっているのは本当のオリオンじゃない。
本当のオリオンというのは、プレアデスからシリウス経由でようやく到達できるような場所です。
でもこの三位一体構造は円環状になっているのでオリオンとプレアデスが最短距離でつながっているような状態も作ってしまう。
多分、ニューエイジ系、スピリチュアル系の情報はプレアデスを抑圧するように働くこうしたオリオンのことを「オリオンの暗黒面」と呼んでいると思うんだけど、こうしたオリオン、シリウス、プレアデスの三位一体構造が見えていないと、一方的にオリオンは悪だといったような見方をしてしまうようになりますね。
でも、それは、それこそオリオンの暗黒面にとらわれているということになる。
2013:反転の創造空間《シリウス次元》への超突入!より
▼ 参考文献 ▼
やはりこのようなことを言えるのは、ヌーソロジーが捉えている宇宙観が、はるかに高い位置から見ている、宇宙全体を関係性で見ているからなんだろうなと思いました。
まとめ
半田さんのオリオンに対する解釈と、私の解釈は少し異なっていますが、私は私なりにオリオンを父親像に重ねて考察し、人間型ゲシュタルトの思考を脱しました。
オリオンは悪ではない!
本当は「オリオンは悪」という情報を知らない方は、このような苦労はしないと思います。
私自身が宇宙好きということもあって、あらゆる宇宙情報を得た結果、その情報で自分の首を締めるという…(笑)
今では、オリオンをありのままに捉えることができるようになりました。
ぜひみなさんも、オリオンの片面ではなく全体性で捉えてください。
一つひとつ人間型ゲシュタルトの思考を脱していかないと、今後のヌーソロジーが腑に落とせなくなってきますので。
あ、そうそう!一つ確信したのが、この考察を通して…
宇宙の構図は、かならず私たちの身の回りにホロニックに存在している
ということがわかりました。
オリオンの特徴が父親に投影されるように、プレアデスもまた母親に投影されているんです。
次回は、プレアデスについて深堀りしたいと思います!
私たちの進化を抑制するプレアデス的統制も、母親像に変換して見てみると、「あ…母親を悪く言えないな、こりゃ」ってなります(笑)
それでは、次回の記事もお楽しみに♪
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