私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、どのようにψ9~10が生まれるのか、構造の面から解説したいと思います。
思形(ψ9)と感性(ψ10)の生まれ方
これまで、次元観察子ψ9以上は、下記のような旋回する魂として描像してきました。
上記の図を見ると、元止揚と魂領域はまったく別物のように見えるかもしれませんが、じつはちゃんと元止揚とψ9~10にはつながりがあります。
ψ9~10は、元止揚の「等化」と「中和」として生まれています。
元止揚にも対化がある
対化の観察子同士は、「等化」をすることによって次元上昇します。
これまでお話してきた「等化」とは、ψ5~6領域を例にあげると、ψ5とψ6を等化してψ7に出ましたよね。
これと同じく、ψ9はψ7とψ8を等化したものかというと、じつはそうではないのです!
ψ9~10の領域は、自己と他者の元止揚によって生みだされる領域なのです。
つまり、
元止揚にも対化が存在しています。
それらを等化したものがψ9であり、中和したものがψ10となります。
そして、自己側から見たとき、他者側の元止揚は鏡のように「反転」しています。
自己と他者の間には、こういった鏡の構造があるため、
という構造を持つのです。
元止揚同士の交差
これら元止揚を「等化・中和」したのがψ9~10ですが、その領域はこれまでもお話しているように、ねじれを持っている領域です。
よって、元止揚からψ9~10に次元上昇するとき、自己と他者の元止揚が交差を起こします。
これをヌーソロジーでは
対化の交差
と呼んでいます。
イメージ的には、自己側の元止揚の上に、他者側の元止揚がかぶさってくる感じです。
この交差によって生まれるのが、思形ψ9と感性ψ10です。
この図を見ると、自己側のψ9は自己側元止揚の偶数側に、他者側元止揚の奇数側(精神)が作用していることが分かります。(ψ10はその反対)
ケイブコンパスで見ると、下記のとおりです。
思形が偶数側、感性が奇数側の元止揚をなぞる理由
そして、元止揚の対化が交差することによって思形と感性が生まれるため、自己側においては、
という構図ができあがるのです。
自己意識は他者によって生みだされている
構造だけを見ると、
へ~、そうなんだ…。
くらいにしか感じないと思いますが、この構造をよくよ~く考えてみると、思形と感性は人間の基本的な魂の働きを担っている部分ですよね?
この思形と感性は、お互いの元止揚の重なりによって生まれているものなので、じつは、
自己意識は他者存在によって生みだされている
という、驚きの結論が導きだされるのです!
結果的にこのψ9~10の領域は、自己そして他者の元止揚内のψ3~4(ψ*3~*4)へと影響します。
分かりやすく表現すると、ψ9~10(ψ*9~10)の領域は、自己と他者のψ3~4(ψ*3~4)の生成領域というイメージです。
これをヌーソロジー用語で「凝縮化」といいます。
ψ3~4の領域は、空間認識において、何が行われている領域だったでしょうか?
そうですね、主体の意識、そして自我意識形成の領域でしたね。
こういった魂の構造があるからこそ、ψ3~4領域で自己意識が生まれるのです。
自己の意識は、自分自身が生みだしているものではないのです。
他者存在によって生みだされているのです。
なので…、
他者存在なくして自己なし!
です。
まとめ
今日のお話は、元止揚内での「対化→等化」という構造を、しっかり理解していないと難しいかもしれません。
さらに、魂領域はねじれにねじれまくっているので、頭も一緒にねじれちゃうかもしれません…。
今日の内容はすべて理解できなくて大丈夫ですので、これだけ覚えていただければ嬉しいです↓
次回は、この思形と感性が空間認識において、どのように人間の意識に働きかけを行っているのかについてお話したいと思います。
次回もお楽しみに♪
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