私の宇宙からこんにちは、natanです。
これから、人間の意識活動を学んでいきますが、その前に、その意識活動を生みだしている自己と他者の存在について、お話させてください。
すべては自己と他者が分離した結果の世界
ヌーソロジーでは、「自己」と「他者」という関係を重視します。
その理由は、
すべては自己と他者が分離した結果の世界だから。
私たちは根源叡智から生まれでたとき、分離のない一つの意識でした。
それを、集合意識とおきます。
その意識が次元を落とすことによって、どんどん分離していきました。
人類の集合意識が次元下降することで、「わたし(自己)」と「あなた(他者)」へと分離。
最終的には、「わたし」というもっとも分離した意識が誕生します。
意識領域が生まれる=次元上昇
もっとも分離した「わたし」という個体意識は、たとえるなら赤ちゃんのころの意識状態です。
しかし、正確にいうと、赤ちゃんには「わたし」という意識はありません。
「わたし」という存在を意識するのは、赤ちゃんが成長することで、自分以外の存在として「あなた」という別の存在を認識するときにはじめて、「わたし」という意識が生まれるからです。
赤ちゃんが成長によって、「わたし」と「あなた」という認識ができるようになるということは、それは「新しい意識領域が生まれている」ということになります。
「新しい意識領域が生まれる」ということは、赤ちゃん自身に意識の次元上昇が起こっているということを意味します。
そして、人類が霊性回帰をしていくときは、人間が一生のうちに生みだす意識領域よりも、さらに高い次元が生みだされていきます。
すると、人々の意識の中に「わたし」と「あなた」という垣根がなくなり、
「わたしは”あなた”」
「あなたは”わたし”」
という意識が生まれてきます。
このように意識は、次元上昇することによって一つにまとまっていきます。
身体で考える集合意識
私はいつも、集合意識について考えるとき、自分の身体をイメージします。
「わたし」という意識には、たくさんの種類があると思います。
細胞が持つ「わたし」という意識。
臓器が持つ「わたし」という意識。
そして、肉体を操る主である「わたし」の意識。
全部「わたし」なのに、主である「わたし」は、細胞や臓器とコミュニケーションが取れません。
細胞や臓器たちにとってもそれは同じこと。
自分の身体を宇宙とするならば、細胞という存在が今の人類に該当するのかな?
そして肉体の主が集合意識。
私は真の宇宙には、私たち人類の意識を統合させた、巨大な「わたし」がいると思っています。
自分の身体の中でさえ、このように「わたし」がバラバラの状態なのだから、真の宇宙での意識の統合は、果てしない旅になるのではないかな?なんて考えたりします。
数千年はかかるのでは?
さらに集合意識に統合しても、そこに新たに「あなた」という存在が出てくるようにも思います。
真の宇宙は永遠に、自己と他者が存在し続けるのかもしれません。
真の宇宙は「意識」が次元を構成している
人間の意識が「統合」へ向かうことによって、感覚的世界である真の宇宙の次元上昇はなされていくわけですが、私たちは「次元」と聞くと、どうしても今見ている3次元空間をベースに考えた次元を想像してしまいます。
物質世界では知覚行為を通して「空間」を認識するので、その世界では従来通り「次元=(私たちを取り囲む)空間」と捉えても、とりあえずは問題ないと思います。
しかし、感覚的世界は「次元=(私たちを取り囲む)空間」にはならないんです。
なぜなら「感じとる世界」だからです。
なので、これから意識が活動している「活動界」を学んでいくことになりますが、活動界だけでなく真の宇宙全体は
意識が次元を構成している
そうです。
真の宇宙は、意識が次元を構成しているので、意識活動の種類や上記でも触れた意識の統合具合いによっても次元が変わります。
この件については追々、詳しくお話していく予定です。
そして、真の宇宙へ向かうためにはまず、活動界の突破が必要になります。
そういった活動を通して真の宇宙が開かれていく、それと同時に、随時意識活動が顕在化という形を伴って、知覚の世界に投影され見え方が変わっていくと思われます。
なので、物質世界の「次元=空間」という見方さえも、大元を辿れば意識がそういう見方をさせているともいえるかと思います。
まとめ
私は最初、
意識が次元を構成しているの?
意味がわからない…。
と思っていました。
ですが、ヌーソロジーの勉強を進める中で、少しずつその意味が理解できるようになりました。
なので、私は自分が理解に至るまでの道のりを、みなさんと共有したいと思っています。
私はこれから「意識」、とくに「意識活動」に重点を絞って、詳しくお伝えしていこうと思っています。
次回はさらに、自己と他者の関係について面白いお話をしたいと思います。
次回もお楽しみに♪
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