私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、これまでお話してきたシュタイナー宇宙論と、ヌーソロジーがどのように類似しているのかについてお話したいと思います。
調整期と覚醒期
復習になりますが、ヌーソロジーでは現人類が生きる時代には、二種類の時代があるといいます。
紀元前4,500年ころに突如として現れたシュメール文明を発端として、私たち人類の文明が成長をはじめました。
2012年末までをヌーソロジーでは「調整期」と呼びます。
そして2013年に人間の意識がプレアデス領域からシリウス領域へと移り、これから約6,500年をかけて霊的文明を築く「覚醒期」へと入りました。
この調整期と覚醒期に、シュタイナー宇宙論のポスト・アトランティス期を当てはめてみると、より人類の進化過程が詳細に見えてきます。
【調整期】B.C.4467~A.D.2013
●調整期のはじまりは、シュタイナーのいう古ペルシャ文化期に対応。
●調整期前までの人間は、高次世界を知覚できていた。
●調整期開始の約1,300年後(A.D.3100年ころ)から地上的意識が発達。人間意識が外的知覚に制限された。
●調整期の最終期である20世紀前半から「意識の顕在化=覚醒期への移行」の準備がはじまる。
【覚醒期】A.D.2013~A.D.8493
●2013年~2039年の間に、人間の意識回路の切り替えが終了し、人類総体が覚醒期へと移行する。
●シュタイナーは21世紀前半ころに、人間の意識進化にとって重要な事象が生じるとしている。
●覚醒期はシュタイナーのいう、第六根幹時代冒頭まで約6,500年続く。
そしてシュタイナーは、ヌーソロジーでは語られていない、次の調整期についても述べています。
【次の調整期】A.D.8493以降
●ふたたび人間の意識が物質世界へ制約される。
●ただし次の調整期に入るとき、人間の意識は覚醒期の状態から一段と進化する。
シュタイナーの長期展望においても、これからのポスト・アトランティス期の第五~第七文化期にかけて人類全般の霊性回復がなされ、第六根幹時代において人類総体は一段と霊的進化を遂げる。
どうやら次の調整期は、もっと霊的に進化できているようですね。
あ~、この波に順調に乗りたい(笑)
上記のお話は、ヌーソロジーに合わせてシュタイナー宇宙論の長期周期を当てはめたものです。
本来シュタイナー宇宙論の長期周期は、ヌーソロジーと年代に差があります。
上記でいえば、古ペルシャ文化期はB.C.5067からはじまっているのですが、ヌーソロジーではB.C.4467から調整期がはじまっています。
こういった細かい年代の差はありますが、内容的にはきわめて類似しているといえます。
前次元と次の次元での出来事
そして、ヌーソロジーでは前次元、いわゆる私たちの一個前の時代であるアトランティス次元において、意識の方向性が二つに分かれて、「力の等換」と呼ばれる運動によって、現人類の祖先たちが生まれたての原始地球に産み落とされたといいます。
このアトランティス次元から現人類の次元に切り替わるあたりが、シュタイナー宇宙論では「古ペルシャ文化期(B.C.5067~B.C.2907)」であるとしています。
霊的洪水
その時代の様子も、シュタイナーはこう述べています。
●古ペルシャ文化期末期に、人間意識に「霊的洪水」が広がる。「霊的洪水」の結果、人間意識が高次世界から断絶し、人間の意識が外的な感覚知覚に制限されるようになる。
●世界各地に残る洪水伝説がB.C.4000年期とされているのは、この「霊的洪水」と関連している。
出ました!洪水伝説!!
シュタイナーは「霊的洪水」と言っているので、「霊的」となると、やはりヌーソロジーでの「前覚醒期」の時代に見事に合致するのではないでしょうか?
次の霊的洪水
さらにシュタイナーは、現人類の今の覚醒期が終わって、次にくる調整期(A.D.7893以降)についても詳細に語っています。
●第六根幹時代冒頭、人間の意識がふたたび物質界の外的知覚に制限される。「霊的洪水」の時代がやってくる。
●しかし、現在は長期過程として人類全体の霊性回復の時代に入っており、次の「霊的洪水」の時代には、人類は全体としてより高次の意識段階に上昇している。
●ただし、物質的意識に固執する人間個体は、この次の「霊的洪水」の時代において、ふたたび物質意識に制約されることとなり、人類全般の霊的進化から立ち遅れることになる。
また霊的洪水が起こる!
しかも霊的進化できない人にとっては、かなりヤバい状況になりそうですね…。
霊性への学びが必要な理由
シュタイナーはこのような宇宙的な力の動き、流動性について、このように述べています。
このような宇宙的な力の流入はかなず起こるが、もし人類がこの宇宙的な力の流入を意識的に受け止めることができなければ、人類は精神的な面でも、外的文明の面でも、これから1000年~1500年の間の人類の歴史の中でも最大の危機を迎える。
さらにこう続けます。
この宇宙的力を正しく受け止めるには、これからの時代に起ころうとしている人類の霊的進化の意味を、正しく知っておくことが重要である。(シュタイナーの)精神科学はその準備となる。
つまり、これから「意識の顕在化=覚醒期への移行」によって生じてくることを、人間がしっかり意識化できず、これまでのように物質に執着して、その霊的な作用や霊的世界を無視してしまうと、人類全体の霊性回復に著しい支障が出るということを示唆しています。
だからこそ、こういった教えを学ぶのが大切なんですね。
まとめ
というわけで、今日はシュタイナー宇宙論とヌーソロジーの類似点についてのご紹介でした。
なんだか「霊的洪水」って、本当の意味において「すべてを水で洗い流す」という感じなのでしょうか?(笑)
なんとも怖い話です。
ホースでチョロチョロっと流してくれ~(笑)
次回は、輪廻に関するお話をしたいと思います。
次回もお楽しみに♪
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