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【ψ11~12】人間の意識発達の流れ―7の倍数(14~42歳)で意識回路を巡る

人間の意識発達11-12_2 ヌーソロジー
natan
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私の宇宙からこんにちは、natanです。

今日は潜在期における次元観察子の定質と性質について、人間の意識発達がどのような流れになっているのか詳しく見ていきたいと思います。

この記事で学べること
  • 人間の意識発達の流れは7の倍数で進む
  • 自己と他者の精神構造が交わる領域が生みだす意識の特徴(具体例)がわかる
  • 自己意識の全体性はψ12~11の領域で一つのまとまりを作っている
記事を読むときの注意点

以下の解説は、本家ヌーソロジーの内容を私流に解釈したものです。本家ヌーソロジーの解説とは異なりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。

またψ9以上の観察子解説は、「潜在期における次元観察子」になりますので、空間認識ではなく、人間の意識発達というジャンルで解説をしています。

人間意識は7の倍数で発達する

意識発達に関する内容は、本家ヌーソロジーと元臨床心理士の春井星乃さんの考察を組み合わせています。

人間意識は、偶数先手で感性ψ10が0~7歳のころに発達し、その後、思形ψ9が7~14歳のころに発達します。

対化の交差02

思形が発達をみせた後、また偶数先手に戻り、今度は性質ψ12が発達していきます。

定質と性質も、思形と感性と同じように

7の倍数の年齢

で意識発達が進んでいきます。

定質と性質は鋏差(きょうさ:二重のねじれ)によって生まれるため、それぞれが前半部と後半部に分かれる特徴を持ちます。

人間の意識発達の流れ(性質ψ12)

性質ψ12前半の発達

思形が発達をみせた後、性質ψ12の前半部分が発達しはじめます。

このψ12前半部の時期はだいたい思春期の時期に該当し、年齢では14~21歳のころになります。

性質01

思春期になると、自分とはどういう人間なんだろうと考えはじめ、幼児期に育まれた自分自身の性格形成にじょじょに自覚的になっていきます。

俺って恥ずかしがり屋だな…。

私って気が強いわ。

など、自分の性格に意識的になってくるということです。

これは、上記図を見ていただくと分かるように、ψ12前半の出現によって、感性ψ10への観察が可能になるからと考えるといいでしょう。

このように、性質ψ12前半部が感性ψ10の上位から交差(観察)を行うことによって、意識は快・不快についても自意識的になります。

そして今度は、自分でそれをコントロールしたいとする欲求を持ちはじめます。

こうした認識の発生によって

アイデンティティが確立

します。

性質02
アイデンティティとは

自己同一性(じこどういつせい、アイデンティティ、英: identity)とは、心理学(発達心理学)や社会学において、「自分は何者なのか」という概念をさす。

アイデンティティもしくは同一性とだけいわれることもある。

当初は「自我同一性」(じがどういつせい、英: ego Identity)といわれていたが、後に「自己同一性」ともいわれるようになった。

エリク・H・エリクソンによる言葉で、青年期の発達課題である。

Wikipediaより

性質ψ12後半の発達

ψ12後半は年齢でいうと、21~28歳のころになります。

性質03

ψ12後半はケイブコンパスで精神構造を見ると、他者側の感性ψ*10へも触覚を伸ばしている状態として見ることができます。

ケイブコンパス07

この精神構造から読みとれることは、他者の世界の感じ方を自己も感じ取ろうとしている、そのような意識状態が生まれている、といえます。

そういった意味で、この時期は恋愛や結婚が該当します。

また、この領域へ意識が侵入していくことによって、主体は自分自身の感覚や思考を、他者の位置を通して客観的に感じとることができるようになります。

そのため、「他者から見た他者」として自己イメージか確立化され、社会の中の一個人として個体化していくことになります。

よって

社会的個の自覚

が生まれます。(就職などがそれに該当する。)

性質04

人間の意識発達の流れ(定質ψ11)

定質ψ11前半の発達

性質ψ12の意識回路の流れがひと通りできあがったら、今度は意識の流れが定質側へ切り替わります。

年齢でいうと、28~35歳のころになります。

ψ11前半が発達することによって、思形ψ9を上位から観察することができるようになります。

定質01

これによって、今度は定質側が人間の悟性の質を変えていくように働きかけます。

この時期はプライベートでは子育て、社会では部下を指導する立場になるということです。(一例)

そのため「超自我」とよばれる、心の中にある善悪の基準や「~すべき」など、自分を上の立場から縛るような心の機能が生じます。

よって、この時期は

超自我との同一化

もしくは、自分自身が他者から、超自我として認識されるということが起こります。

定質02

性質ψ11後半の発達

性質ψ11後半は、年齢でいうと35~42歳のころになります。

定質03

ここでは社会的規範、アイデンティティ、社会的個としての自覚と、超自我との同一化によって得た理性で統合する領域になるため、

自我の統合

が行われます。

さらに、ψ11後半が元止揚の奇数側(人間の外面)の上位にあるため、理性の働きの中に、他者との共感性を持つような思考が生まれてきます。

人間の外面側には、自他の分離感覚が存在していないから。

この領域は、自己意識における倫理観の総合が行われるところともいえます。

また、精神的個としての自分自身について思考を向ける時期でもあるので、

自分とは何者か?

人間はどこから来て、どこへ行くのか?

といった実存的な問いを発するところでもあります。

普遍的なものと向き合い、自分という存在の孤高性を感じとっている領域ともいえます。

これは、ψ11後半が意識魂の次の意識領域(ψ13~14)へ進もうとする意志を形作っている場所でもあるからです。

この領域まで意識が発達することで、正確な意味での「人間」としての自己(自我)意識が完成します。

定質04

まとめ

自己意識の全体性はこのようにして、ψ12~11の領域で一つのまとまりを作っていると考えられます。

43歳以降は、同じように7年ごとに意識の位相を切り替えながら、ψ10~9、ψ12~11の意識回路を再度周回していくものと考えられます。

以上が潜在期における、人間の意識発達についてのお話でした。

次回は魂の働きとしての定質と性質について解説したいと思います。

次回もお楽しみに♪

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