
私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、これまでお話してきたψ3~4をまとめたいと思います。
◎前回までのお話はこちら↓
この記事の内容はψ3~4の学習になります。

以下の解説は、本家ヌーソロジーの内容を私流に解釈したものです。本家ヌーソロジーの解説とは異なりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
ψ4:人間の内面
まず、わかりやすいようにψ4から解説します。
ψ4は、自我意識が見ている世界です。
鏡という存在によって意識を後ろの空間に落とされ、「肉体=私」という自我意識が形成されます。
また、ψ1~2の次元を等化できていないため、触覚をそのまま見ている世界にも持ち込んでいます。
そのため「世界の中に生きる、私は○○」という意識が誕生します。
よって、ψ4の意識の方向性を図で表現すると下記のとおりです。

この後ろ方向の意識としてノスの矢印を回転させてできるのが、ψ4の球空間になります。

ψ4が顕在化しているとき、ψ3はミクロレベルまで収縮しています。
ψ3~4の領域は「一つのモノの外部空間」なので、収縮したψ3はどこに位置するかというと、ミクロレベルまで収縮し、モノの中心点として存在しているという表現になるかと思います。

ψ3:人間の外面
ψ3は、ψ4の空間を反転させた世界です。
ψ3の空間に出ると、今度はψ4の方が収縮してしまいます。

このとき、ψ4の空間はどのようなイメージかというと、下記動画のように、一つの点の中にψ4の空間がたたみ込まれているイメージです。
ψ4の空間ではモノが中心にありましたが、今度はモノではなく、ψ4という「点」が中心になって球空間を形作ります。
ψ3は前方向に向かう意識のため、ヌースの矢印が前方向を向いています。
そのヌースの矢印を回転させてできるのがψ3の球空間です。

ψ3~4:垂子次元
そして、ψ3とψ4の球空間を一つの球で表現すると、下記のようになります。

この領域の名称は、
次元名称:垂子(スイシ)
とよびます。
「垂子」とは、シリウス言語で「線」のことだそうです。
ψ1~2が「点球次元」とよばれ、「点=0次元」でした。
そこから一つ次元階層が上がったψ3~4が、「線(垂子)」の次元というのは、私たち人間の間違った次元観を通して考えてみても、納得がしやすいですね。
ψ3を思考する際のポイント
と、ここまでお話を進めてきましたが、上記の話はヌーソロジーの構造的なお話でして、実際のψ3~4、とくにψ3の見え方は球空間として「見える」わけではありません。
上記の垂子で各観察子の違いを捉えてもいいのですが、今はまだ偶数先手の意識が強い状態で上記の垂子で空間を思考していくと、ψ3の空間にψ4の奥行きを持ち込んでしまうというか…。
私の経験なんですが、反転という概念もまだまだ理解が難しく、上手くψ3を思考できなかった思い出があるのです。
なので、実際の見え方を通して空間を思考する方がいいかなと思いました。
実際の見え方でψ3を表現してみると、純粋な「前」という世界は、全宇宙の時間が圧縮された薄い皮膜のような世界です。
前という方向性においてψ3の矢印を描いてみるとこんな感じです




本当は矢印を描けないほど短い…というか描けないんですが(笑)、あえて描くと上記のようなイメージです。
なので、自分の中に正しい空間認識を構築するときは、垂子で見るのではなく、下記イメージで空間を思考するのがいいかなと思います。

ψ3とψ4の次元の差異をしっかり理解できてから、垂子の構造を用いるとよいのではないかなと思います。
まとめ
最後に、この領域ではψ3の意識顕在化を目指します。
ψ3の意識が顕在化すると、どのようなことが起こるかというと、
不動の自分を感じるようになります。
不動の自分を感じると同時に、そこは自分の記憶が息づく持続空間が開いているので、「《ワタシ》は生まれてこれまで一歩も動いたことはなかった」という記憶が浮上してきます。
ψ3の意識が顕在化すると、ようやく次なる領域、次元観察子ψ5の位置に立つことができます。
そこが本当の《ワタシ》の位置である
無限遠点
です。

このψ3の顕在化は、焦っても結果は出ません。
まずはしっかりψ3とψ4の観察子の違いを理解して、普段の生活の中でψ3の空間を思考する習慣を作りましょう。
次回は、私なりのψ3顕在化の練習方法をご紹介します。
次回もお楽しみに♪
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