私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は2019年に行われた、東京ヌースレクチャー内で語られた「バレットタイム」についてお話したいと思います。
バレットタイム(Bullet time)
2019年にはじめて参加した東京ヌースレクチャーで、半田さんが映画『マトリックス』をテーマにお話をされていました。
その中で、
バレットタイム(Bullet time)
という撮影技法についてのお話がありました。
このバレットタイムが、主体からの見えであるψ3ととても似ているとのことで、今日はそのお話をみなさんとシェアしたいと思います。
バレットタイムはSFXの一つで、被写体の周囲にカメラをたくさん並べて、アングルを動かしたい方向にそれぞれのカメラを順番に連続撮影していき、被写体の動きはスローモーションで見えるが、カメラワークは高速で移動する映像を撮影する技術、またはその効果を指す。
タイムスライス、マシンガン撮影 ともいう。
Wikipediaより
映画『マトリックス』でお馴染みの、主人公ネオが銃弾をかわすシーンがありますよね。
動く対象を360度グルリと撮影する手法が「バレットタイム」です。
マトリックスによって、このバレットタイムがはじめて?世に出たそうですが、半田さんはこれを見て、
これは4次元の視線だ!
そう思ったそうです。
「4次元の視線」という表現は、ψ3に該当するかと思います。
ψ3は主体から見る世界です。
ψ3の意識が顕在化すると、「不動のわたし」という感覚が浮上してきます。
この「不動のわたし」は、バレットタイムの撮影では、
カメラの位置
になるかと思います。
バレットタイムの撮影方法
バレットタイムはどのように撮影が行われるか、まずはこちらの動画をご覧ください。
対象を360度グルリとカメラで囲んで、シャッターを切ります。
すると、あらゆるアングルの写真が撮れます。
それらをつなぎ合わせて編集すると、マトリックスのような映像が出来上がります。
このバレットタイムが教えてくれることは、
ψ3に絞ってみると、ざっとこんな感じでしょうか?
タイムスライスについて
バレットタイムは「別名:タイムスライス」とよばれるように、いくつもの写真のスライスを連続させている撮影技法です。
下記は以前私がψ3学習のワークでご紹介した、「モノの周りを回ってみる」という練習に似ているかと思います。
なんちゃってバレットタイム(笑)
バレットタイムでみるψ3とψ4の違い
私たちは当たり前に「モノには裏側がある」と考えて世界を思考しています。
しかしそれは、
「前」という方向性の連続でしかない。
それをバレットタイムという撮影技法は教えてくれています。
そして、撮影に使われるカメラは「不動」です。
どうしてもバレットタイムの撮影方法を見てしまうと、客観的な世界に映しだされてしまうので、イマイチぴんとこないかもしれません…。
カメラ自体も複数個あり、カメラの後方も映ってしまっているので。
下記画像の左は客観的な世界であるψ4、右は主体からの見えψ3だとイメージしてみてください。
画像一枚一枚の中に、世界が収められているのであれば、
見ている世界の中に「わたし」はいない
ということになります。
無限遠点の位置
ψ3の意識顕在化は、「このカメラ位置こそ、本当の”わたし”がいる位置だ」と気づくことです。
つまりそれが「無限遠点」です。
宇宙空間をベースにして無限遠点を思考すると、すごく遠くて想像しづらいものに感じますが。
何てことはない、バレットタイムでいえば「カメラの位置」。
それが「無限遠点」なんです。
つまり、
自分が今見ているその場所こそ、本当は無限遠点なんです。
まとめ
このお話を聞いて、ちょっと無限遠点が身近に感じましたでしょうか?
そこそこ、無限遠点は今あなたが見ているその位置ですよ!
その位置は、本当はこの世界の外にあるんです。
今日のお話をベースに、また再度モノをグルっと回って観察してみてください。
モノに裏側はありますか?
それは「前」という方向性の連続ではありませんか?
じっくり思考してみてくださいね。
次回もお楽しみに♪
コメント