私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は感性ψ9に関して、本家ヌーソロジーの話ではないのですが、書籍『奥行きの子供たち』の共同著者である、元臨床心理士の春井星乃さんのお話をご紹介したいと思います。
▼ 参考文献 ▼
イデアサイコロジーについて
春井星乃さんは、心理学・精神分析・エニアグラムから導き出した人間の性格構造をもとに、自分や周囲の人たちを深く理解し、ビジネス・人間関係・恋愛・結婚・子育て等を含めた現実生活をより幸せに生きるためのツールとして
イデアサイコロジー
というものを研究、構築されていらっしゃいます。
もうね、私はガッツリ星乃さん派なんです(笑)
自分探求、心理学が大好きだからです♪
イデアサイコロジーでも、ヌーソロジーの観察子構造を用いて研究されているようです。
その中で、感性ψ10とエニアグラムが密接に関係しているのだそう。
今日は本家の話とは少しずれますが、感性ψ10とエニアグラムの関係についてお話したいと思います。
感性ψ10によるエニアグラムの形成
感性ψ10は、0~7歳のときに元止揚をなぞると学んできました。
星乃さんいわく、この時期に人間の性格の基礎となるエニアグラムが形成されるとおっしゃっています。
まずは下記記事で、ご自分のエニアグラムのタイプを調べてみてください。
自分のエニアグラムのタイプが分かりましたら、そのタイプがいつ形成されるのか一つずつ見ていきましょう。
胎児期からスタート
イデアサイコロジーでも、胎児期の元止揚(ψ1~8)がベースとなって、その後の性格が形成されるといいます。
この時期は、すべてが一体化した意識状態にあるとイメージしてください。
「わたし」という自我意識も、世界、空間という意識もない状態です。
出生後、感性ψ10が活動をはじめると、次第にエニアグラムも形成されていきます。
エニアグラムの形成は、親の影響や幼児期の体験が要因となって形成されるそうです。
0~1歳半:口唇期(ψ3~4)
【該当タイプ】タイプ4・5・9
すべてと一体化していた胎児期の状態(ψ1~8)から、「自分と自分じゃないもの」の世界に分かれます。
この時期の赤ちゃんの欲求は「自分じゃないもの=母」を飲み込むこと、それを取り込んで一体化することだそうです。
しかし同時に「自分じゃないもの」に侵食されて、自分が消えてしまうという恐怖も生じるそうです。
そのため、「飲み込みたい欲求」と「飲み込まれる恐怖」という衝動によってタイプ4・5・9が形成されるそうです。
1歳半~3歳:肛門期(ψ5~6)
【該当タイプ】3・7・8
この時期の幼児の意識は、身体に同一化します。
そのため、両親のことも身体と認識します。
「世界の中心でいたい(注目されたい)欲求」と「世界の中心でない恐怖」という衝動によって、タイプ3・7・8が形成されるそうです。
4~6歳:男根期(ψ7~8)
【該当タイプ】タイプ1・2・6
この時期の幼児は、言葉による概念、心に同一化します。
善悪の概念の発達や、超自我が生まれます。
まとめ
このように、エニアグラムも感性ψ10がなぞる時期に形成されるそうです。
幼少期のころに自分にどんな出来事が起こったのか、今では思い出すことも難しいです。
物心がつく男根期あたりなら、なんとか記憶も残っていると思いますが、私たちの性格に大きな影響を与えているエニアグラムは、こんなにも小さなころに形成されるとは、驚きですね。
ちなみに私はタイプ2で、男根期にエニアグラムが形成されたようですが、自分がこのような性格になった理由や、その性格を形成した出来事はかろうじて覚えています。
そのエニアグラムによって、以前はとても苦しんだのですが、今はそれを個性として捉えられるようになったのも、自己内省しつつ心理学を学び、エニアグラムのことも知れたというのが良かったなと思っています。
自分自身の性格形成がどのように行われたのかを知ることによって、感性ψ10の働きをより実体験ベースで学べると思いますので、今日のお話もぜひ学習の参考になさってください。
次回もお楽しみに♪
▼ 参考文献 ▼
コメント