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世界は2値ではなく4値で成り立つ―善悪ではなく、物事の本質をつかむことが大切

4値構造 ヌーソロジー
natan
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私の宇宙からこんにちは、natanです。

今日は人間意識が陥りがちな、二元的思考についてお話したいと思います。

この記事で学べること
  • ヌーソロジーが難しく感じる原因の一つは、二元的思考に慣れてしまっているから
  • 世界は二元的ではなく四元的に成り立っている
  • 人間世界は「善」と「悪」が戦っているのではなく、「善悪」と「悪善」が戦っている
  • 物事の本質をつかむ大切さ
記事を読むときの注意点

以下の解説は、本家ヌーソロジーの内容を私流に解釈したものです。本家ヌーソロジーの解説とは異なりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。

またψ9以上の観察子解説は、「潜在期における次元観察子」になりますので、空間認識ではなく、人間の意識発達というジャンルで解説をしています。

二元的思考はわかりやすい

これまで、思形と感性についてお話してきましたが、それらを学ぶ中で、このような疑問を持たれた方はいらっしゃいますか?

感性は偶数なのに主体側の空間で、思形は奇数なのに客観世界を私たちに見せて、偶数と奇数それぞれが持っている観察子の特徴がなぜここにきてごちゃまぜなの~?

観察子の特徴として、

  • 奇数側は主体側(等化)
  • 偶数側は自我側(中和)

という形で、今まで習ってきました。

とてもわかりやすい構造ですよね、二元的で。

そう、二元的だから理解しやすかったのです。

私たち人間が慣れ親しんだ二元的世界観。

ですが、世界は二元的に成り立っているのではないのです。

世界は4値構造で成り立つ

思形は奇数ψ9を持ちながら、幅の世界を生みだす。

感性は偶数ψ10を持ちながら、奥行きの世界を生みだす。

感性空間と思形空間_new02

思形と感性の特徴にもあるように、世界は二元的ではなく四元的に成り立っているのです。(もしくは多元的)

ヌーソロジーではこれを

4値

とよんだりします。

ヌーソロジー学習がとても難しいといわれる理由の一つに、私たちの思考が二元的思考に縛られているからという点が挙げられます。

二元を超えた思考を持つことがとても難しいのです。

だから、ヌーソロジーも難しく感じてしまうのです。

しかし、世界は4値構造で成り立っています。

これまでの思形と感性の解説では、感性が奇数空間をなぞる、思形が偶数空間をなぞるとお話してきました。

煩雑さを防ぐためそういった表現をしているのですが、厳密には、感性は偶数空間も同時になぞっていますし、思形も奇数空間を同時になぞっています。

どうしても説明上は奇数空間の上に感性が、偶数空間の上に思形がかぶさっているという説明になってしまいます。

4値構造を説明するときの難しさというものも痛感しています。

ケイブコンパス10
ケイブコンパスの内部構造

4値構造の例

4値とは一体どういう構造なのか、詳しく見ていきましょう。

善と悪

「善」と「悪」を例にあげると、下記のようなイメージです。

善悪
  1. 善でもあり悪でもある
  2. 善でもなければ悪でもない

私たちは短絡的に、「善がいい、悪はダメ」と考えてしまいます。

ですが、「善は悪でもある」「善でもなければ悪でもない」という別の見方もあるのです。

さらに、別の形で「善」と「悪」を見てみましょう。

善悪02

善の裏には「善悪」があり、悪の裏には「悪善」がある。

私たちの世界では、この善悪の境界線がまったく不明瞭となっているようです。

「善」と「悪」が戦っているようでいて、本当はその裏にある「善悪」と「悪善」が戦っている。

善悪VS悪善

この構造に気づかずに、私たち人間はこれまでずっと争いを続けてきたのです。

正しいと間違い

さらに、正しさや間違いといったものも、同じ構造を持ちます。

正誤

世の中の情報は、時代とともに捉え方が変わっていきます。

これまで正しかったものが、いつの間にか間違いになっている、なんてことは頻繁にありますよね。

テレビを見ていてもそうです。

医者A
医者A

○○は健康に良いので積極的に摂りましょう!

と言われ、みんなせっせとそれを摂取する。

しかし、摂取しすぎて体に不調が出る。

そうすれば、誰かが今度は

医者B
医者B

○○は体によくないので、やめましょう!

と言いだす。

これのくり返しですよね…。

その原因は、私たちが二元的思考に縛られているからなのです。

最初から四元的思考を持っていたら、摂取しすぎたら体によくないこともわかっていたはずです。

自己と他者

自己と他者の関係においても、同じことがいえます。

「自分が見ている世界が正しい!」と、人は思っています。

しかし、自分には「自分が見ている世界」があるように、他者にも「他者が見ている世界」があるのです。

4値

ですので、けっして自分だけが正しいのではないのです。

他者の視点から見てみると、他者が言っていることも全部正しいのです。

この他者側の視点を持つということが、人間にとって、とても難しいことなのです。

だから次元観察子ψ5~6の領域は「対化の本質」といわれるんだと思います。

ψ5~6_07

でも、これを乗り越えないと四元的思考は得られないのです。

そして、意識も拡張しないのです。

どんなにヌーソロジーを学んでも、自分自身の行動がしっかり伴っていないとダメなんです。

ヌーソロジーを学ぶより、そっちの方が難しいですよね。

でもやるしかないと私は思っています。

物事の本質をつかもう

ヌーソロジーを理解するだけでなく、世の中の情報に惑わされない、多様性ある社会に向かう中で、他者をしっかり理解するためにも、下記のような意識を持つよう努力しなければいけないと考えています。

  • 正誤に惑わされないで、自らの意思で軸を定める
  • 「善でもあり悪でもある、善でも悪でもない」というニュートラルな意識を持てるようにする

難しそうに感じるかもしれませんが、要はバランスを取ること!

これが重要だと思います。

世界は4値構造なのだから、善と悪どちらかに意識を固定してしまうと、いつかコロっと転倒してしまうという事態に陥りかねません。

善と悪の間をフラリフラリとしながら、そのときそのときで軸を決めればいいと思います。

周囲から見て間違いだと思われることでも、自分自身が正しいと判断したら行動すればいいと思います。

正しさは自分自身が決めることです。

そういった意識が持てるようになったら、今度はぜひ、他者にもその意識を持って向き合ってみてください。

「なぜこの人はいつもこういう行動をとるんだろう」と理解できなかった他者の行動が、

この行動はこの人にとっては正解なんだ。

と思えるようになります。

ぜひ物事の本質をつかんでください。

物事の本質をつかめれば、「正しい・間違い」を超えた領域で、自己と他者が交流することができます。

本質をしっかりつかめれば、人々の争いはなくなると、私は思います。

まとめ

苦手な相手がいる人ほど、二元的思考を脱する絶好のチャンスです。

偶数側の世界で、しっかり他者から学ばれてください。

「二元的思考を脱するために他者という存在がいる」、と捉えてみてください。

二元的思考を超えたその先には、予想もしていなかった世界が広がりますよ。

2値から4値へ。

ぜひ二元的思考を乗り越えてくださいね♪

次回もお楽しみに♪

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