私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日も、意識活動を通して、ヌーソロジーの概念を学んでいきたいと思います。
負荷・反映・等化・中和
ヌーソロジーの概念に、「負荷・反映・等化・中和」というものがあります。
これは、空間観察子の回でもお話しましたが、ヌースとノスの二つの力が拮抗することで、宇宙が調和を保つために次元上昇(等化)を行うというものです。
本家ヌーソロジーでは、意識を幾何学的なカタチとして捉えていくので、次元上昇は「線→円→球体」というカタチで表しています。
前回もお話しましたが、カタチとは「意識」のことであり、意識領域が広がるときにこの「負荷・反映・等化・中和」という動きが起こってきます。
ですので、「負荷・反映・等化・中和」という動きは、私たちの身近でもごく当たり前に起こっている現象なんです。
わかりやすい例をあげると、人間関係です。
今日は、この「負荷・反映・等化・中和」の概念を理解するために、身近な例をあげて学んでいきたいと思います。
自分軸と他人軸
私たちの意識活動は、下記のようになっているとお話してきました。
意識が向く対象が変わることで、意識領域が広がったり、狭まったりするなど、意識はつねに流動的に動くことで、次元上昇や下降を行っています。
今回注目していただきたいのが、「ψ5:自己認識」「ψ6:他者認識」の部分です。
各観察子の詳細は後日お話するとして、今日は、わかりやすく拮抗する二つの意識を取り上げたいので、ψ5とψ6に着目してみたいと思います。
このψ5とψ6は、下記のような意味を含んでいます。
日頃の意識活動の中では、自分軸で動く場合と、他者軸で動く場合がありますよね。
ψ5~6の領域では、そのような意識活動が行われているとイメージしてみてください。
意識活動は「陰と陽」のように、反対の要素を持った意識同士が、裏表のペアを組んでいます。
では、この二つの意識活動をベースに、「負荷・反映・等化・中和」がどのように起こるか、くわしく見ていきましょう。
意識活動で見る負荷・反映・等化・中和
負荷の発生
たとえば、自分が会社で何かプロジェクトを考え、それを会議の中で発表したとします。
そのときを一番最初の力の方向性として「負荷」と置きます。
自分は、このプロジェクトを進めることに自信を持っています。
対化(反映)の発生
しかし、「負荷」が発生するとその反映として、宇宙は反対の力を発生させます。
それが「他者」という存在であり、その力は「負荷」の反映である「対化(反映)」となります。
負荷と反映の拮抗
「負荷」と「反映」が発生することで、両者の力が拮抗するわけですから、その状態は何を生むかというと、一番わかりやすいのが「対立」ですよね。
この状態では対立が続くことになり、プロジェクトを決める会議も進まなくなります。
この状況を解決するためにはどうしたらいいか?
そこで「等化」という次元上昇が必要になってくるわけです。
等化の発生
「等化」は両者の対立を高い視点から見ることによって、両者の意見を含めた形で、新たな方向性を生み出します。
自分自身が他者との対立に気づき、自分自身が「等化」を導くのか。
それとも、第三者が仲介に入って、新しい方向性を生みだすのか。
対処はそのときどきで変わるかと思いますが、まずは対立を解消させるためには、
高い次元から両者を見る
そのような視点が大切になります。
場合によっては、自分が他者側へ回る、つまり「他者軸で動く」という選択を余儀なくされる場合もあります。
まぁ、会社という組織はこっちの方が多いかな?(笑)
中和の発生
このように問題解決が図られるわけですが、宇宙はさらに進化を望むので、「等化」の反映である「中和」をさらに生みだす場合もあります。
たとえば、社長がプロジェクト自体にNG出すとか(笑)
意識活動の表で見てみると、この一連の動きは下記のようになっています。
等化→中和は永遠と続く
今回のお話はあくまでたとえ話ですが、宇宙は進化するべく、私たちの意識にもこのような動きを与えるのです。
社内のプロジェクトレベルであれば、すぐ「等化→中和」は終わってしまいますが、人間の意識進化でみた場合、この後もずっと、
等化→中和→等化→中和→等化→中和→等化→中和→等化→中和…
と永遠に意識活動は続いていきます。
今回のお話は、本来の「負荷・反映・等化・中和」の概念のお話ではありませんが、このたとえ話のように、
とだけ覚えていただければ大丈夫です!
まとめ
今日のお話は、日常生活でとても役に立つ概念です。
人はどうしても他者と対立してしまいます。
そんなときは、
物事を解決に導きたいのであれば「等化」を探してみる!
自分で等化を見つけ出せそうなら、自分でやってみる。
もし自分だけの力ではどうしようもできないなら、第三者に協力をお願いする。
等化のカタチはいろいろあります。
ぜひ何か対立する場面が生じてしまったら、「まずは問題解決!」という意識を持って「等化」を見出してみてください。
ヌーソロジーの概念を身近なものに感じていただけたら嬉しいです。
次回もお楽しみに♪
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