私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、私が考えるψ7を見出すための方法についてお話したいと思います。
背中合わせの自己と他者
以前、ψ7の領域は、自己と他者の主体同士が「背中合わせ」で存在しているとお話しました。
そして、半田さんはψ7を見出すための方法をこう言いました。
自分自身を省みることが、他者と一体化する方向性。
この内容をベースに、ψ7を見出すための意識のあり方について、私の考えをお話したいと思います。
ψ7を見出すために必要なこと
ψ6に着目する
以前、ψ5を見出すためには、ψ4(自我S)を後ろに突き抜けて「前」に出るというお話をしたのを覚えていますでしょうか?
ψ5とは純粋無垢な「ワタシ」であるため、ψ4で形成された自己認識を解体することで、ψ5に出られるというお話でした。
そして、今回のψ7を見出すことも、これと同様に、
ψ6
に着目することが重要だと考えています。
ψ6=自我W(ダブル)
以前もご紹介しましたが、私はψ6に「自我W」という言葉を当てています。
再度説明をすると、Wとは「ダブル」のことなんですが、ψ5~6の領域においてようやく、他者に対する認識を持つようになります。
他者に対する認識を持つと、自己認識もより強化されます。
なぜなら、自分と他者の違いを認識することで、
私はあの人とは違う存在だ。
というように、他者と自分を差別化することで、自我が強化(確立)されると考えたからです。
よって、他者存在が関わっている自我ということで、「自我W(ダブル)」という言葉を当てました。
また、別の言い方をすると、ψ4で生まれた自己に対する観念が「実体」を持った、そんな領域でもあると考えます。
そしてψ7を見出すためには、今回も
ψ6(自我W)を後ろに突き抜けて「前」に出る
という意識活動が必要になると考えます。
書籍『2013:シリウス革命』でもそう書かれていますからね。
僕らが自分自身を省みること。
意識を前方にではなく、むしろ絶えず自己側、さらには「後ろ」側へと向けること。
このような意識的な行為こそが、実は、他者と一体化している自己の姿だと彼は言っているのだ。
2013:シリウス革命 第5章 宇宙的トランスジェンダー
▼ 参考文献 ▼
かならず他者存在が必要
ψ7はψ5~6という、自己と他者の階層を「等化」させた次元なので、ψ7を見出すためにはかならず他者存在が必要になります。
ψ5~6以上の領域は、自分一人の力で進んでいけるものではなく、他者の協力なしでは進めないと私は考えています。
なので、心理学を専攻している私としては、人間関係に着目しながら、自己と他者をどのように「等化」させていくかを考える形になります。
ψ7は愛が息づく領域
ψ7という領域について、OCOTはこう話します。
ψ7は「愛」が息づく領域です。
本家ヌーソロジーでは次元を素粒子として思考していくので、
ψ7=愛の次元(陽子)
として語っていきます。
当サイトでは素粒子について触れませんが、この「愛」というキーワードは個人的にかなり重要視している部分です。
その理由は、以下でお話する「ψ7を見出す方法」のステップ③につながっているので、そちらの方で詳しくお話していきますね。
ψ7を見出す方法
ステップ①:ψ4(自我S)と向き合う
人間関係において、他者の言動などによって自己の感情は大きく揺すぶられます。
怒りだったり、悲しみだったり。
でも、そんなときでも第一に、まずはこれを実践することが大切だと思っています。
ψ4(自我S)と向き合うこと。
他者を前にして、怒りや悲しみなどの感情がわき出ているとき、じつは結構な割合でその他者に問題があるのではなく、自分が過去に体験した記憶を、目の前の他者に当てはめて世界を見ている場合が多いのです。
それはまるで、サングラスをかけて世界を見ているようなイメージです。
ψ5を見出したからといっても、そこで意識進化は終わりではなく、その領域で他者存在が出現することによって、自分の無意識層のさらに一段深い部分から、自力では捉えきれなかった、いろんな固定観念や自己に対する認識が見つかります。
なので、まずはインナーチャイルドと向き合い、自分の本音をしっかり聞いて、これまで見えていなかった、無意識に否定してきた自分の一部を優しく受け入れてあげてください。
そこを無視してψ6(自我W)と向き合おうとしても、それは「自己否定」になってしまう恐れがあるで、まずはかならずψ4と向き合うことが大切だと考えます。
この行為の中で、固定観念を外したり、心の問題解決などの作業が出てくることもあるので、その都度対応してください。
ステップ②他者に対する観念を外す
ステップ①が終わったら、今度は他者に対して無意識に当てはめている、自分の観念を探してください。
私たちは、社会や世間一般的な意見を、そのまま鵜呑みにしてしまう傾向があるため、
◯◯をしている人はダメ。
常識的に考えて、その行為はNG。
といったように、深く考えず、または無意識で人を判断してしまいます。
しかし、他者はその人の人生の中でいろんなことを体験し、学んできたことがあり、それは自己にとっては知りえません。
なので、意識活動の各観察子の説明にもあったように、他者の背景(人生)にまで意識を拡張して、他者がなぜそういった考えを持つに至ったのか、積極的に知っていくことが大切だと考えます。
そういった意識活動によって、自己の意識がさらに拡張すると考えます。
ステップ③自己と他者の歩み寄り
ステップ③は「自己と他者の歩み寄り」です。
そして、ステップ③は最大の難関です。
ヌーソロジーでも「対化の本質」といわれるように、この自己と他者が歩み寄れない状況が、今の社会を形成していると考えます。
とくに、なかなか歩み寄れないのは「男性と女性」だと私は考えています。
昨今は若者の恋愛離れ、性愛の退却も進み、男女の意識の分断も起こっています。
パートナーや夫婦間でも、相手としっかり向き合って理解しあう以前に、「この人には何を言っても無駄」と諦めてしまうことの方が多いように思います。
この男女の溝を埋める方法が、なかなか見つかりません。
しかし、ここを等化できればψ7が見いだせるかもしれないと思い、私はψ5~6や男性性♂と女性性♀に焦点を当てて、この領域の問題解決を図るために『コスモ・ライフォロジー』という思想を展開させています。
思想を展開したとしても、まだまだそれが実践されないことにはψ7には至りません。
なので、それくらいψ7を見出すことは難しいことだと実感しています。
かなり消極的な意見に聞こえるかもしれませんが、しかし、「解決策はある」ということを知っていただきたいのです。
等化の方法はちゃんとあります。
なので、一人ひとりが今、自己と他者の領域において、どのような課題があるのかをしっかり認識した上で、それをどうやって等化させていくかを考えていっていただければいいなと思っています。
その先に、上述した「愛」が息づく領域が姿を表してくるのではないかなと思います。
そのために、『コスモ・ライフォロジー』の情報が、少しでもみなさんのお役に立てばいいなと考えています。
まとめ
結論として、ψ7に至るための方法は、今の時代ではなかなか実践できないのが現状だと思います。
しかし、そんな時代において、私たちがすべきことは
自分自身を省みること
だと思います。
すべてはこの姿勢からスタートします。
そして、自分自身を省みるとき、意識は自己の後ろを突き抜けます。
その意識の方向性が、ヌーソロジーでいう「反転意識」だと私は考えています。
今はこの反転意識の「所作」を、ぜひ一緒に身につけていきましょう!
これから先現れる、ψ5とψ7を見出すために…☆
次回もお楽しみに♪
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