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自我を克服する難しさ―変換人になるために必要なこと

後ろ姿の女性03 ヌーソロジー
natan
natan

私の宇宙からこんにちは、natanです。

今日は、私が考える自我意識についてお話したいと思います。

この記事で学べること
  • 自我は「自己防衛機能」としての役割を持つ
  • 変換人になるためには、自我の克服が重要
  • 自我は悪者ではない理由
記事を読むときの注意点

以下の解説は、本家ヌーソロジーの内容を私流に解釈したものです。本家ヌーソロジーの解説とは異なりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。

自我は最強の敵?

今日お話する「自我」は、ヌーソロジーが定義している「自我」というよりは、私たちがごく一般的に考える自我のイメージで語っていきます。

これまで「ψ4を後ろに突き抜けて前に出る」とお話してきましたが、ψ5(もしくはψ3)に至る道が「自我の克服にある」と言われても、信じられませんよね。

私も実際、いろんな局面で自我と向き合ってきましたが、「自我は最強の敵」みたいなところがあると感じます。

人は誰でも「他者が悪い」「社会が悪い」と外側に原因があると考えますが、でも本当は、外側のルールを自分に適応したのは、紛れもなく自分自身なんですよね。

私は今でも、時折自我がひょいと顔を出してきては、

自我さん
自我さん

◯◯したらダメじゃない。

大人として、社会人としてどうなのよ。

なんて、チクチク言ってきます。

自我は自己防衛機能

でもよくよく考えてみると、自我は好きで作ったわけじゃないとも思うのです。

社会に適応するために作りだしているものでもありますが、叱られるのが嫌で、何度も同じことで注意を受けると、自分をダメな人間だと思ってしまうから、仕方なく作った。

叩かれたくない、怒られたくない。

だから、自我とはある意味、

自己防衛機能

でもあるなと思うのです。

小さいころは、親の支えがないと生きていけませんからね。

無意識にそうするしかなかったんだと思います。

なので私は、「自我のよろいを脱ぎましょう」とお伝えしていますが、その方の生い立ちを知ると、ちょっと複雑な気持ちにもなるのです。

自我を好きで作ったわけじゃないから。

自我というよろいを着ないと、生きることすら大変だったから。

自我は一生懸命生きてきた証だとも思うから。

だから、自我と向き合うことは、人によっては怖いことでもあると思います。

もう二度と思い出したくない…。

それを思い出さないように、それを乗り越えるために自我を作ってきたわけなので、いまさら「ふり返ろ」なんて言われても、納得できないことは重々承知です。

サナギから蝶へと変身する時代

しかし、そうも言っていられない時代に入ってしまったようです。

今、宇宙は反転をはじめました。

宇宙

これまで自我を難なく着て、生きてこられた時代は終わりを告げました。

自我によって作られた、人類の文明が反転しようとしている。

だから、自我を身にまとっていると逆に、にっちもさっちもいかない状況になってくる。

大変な時代を選んで、私たちは生まれてきましたね。

さらに今は覚醒期であり、人間型ゲシュタルトから変換人へ変わっていかなければいけない時代です。

もう自我のよろいは、少しずつ脱いでいかなければいけない、そんな時代です。

サナギが蝶に変身するように。

蝶

変換人を目指すためには勇気が必要

私はこういった心理的なお話を上手く伝えられないですが…。

書籍『奥行きの子供たち』の共同著者である、元臨床心理士の春井星乃さんは、専門家の視点から自我の克服とヌーソロジーの関係についてお話されています。

星乃さんのブログから、一部内容を抜粋して、ご紹介させてください。

『変換人を目指すなら』

ヌーソロジーを勉強されている方は、まず自分の親との関係、親や家庭環境、学校生活などから影響を受けている信念、価値観と向き合って意識化し、それと自分とは別物としてから、再度自分の生き方を選択し、その影響をコントロールしていくという作業をしなければならないと思っています。

(中略)

これは、ひとによっては、壮絶な苦痛を伴うこともありますし、一人では意識化が難しい場合もあります。難解と言われるヌーソロジーを学習するよりも、何倍も何百倍も辛いことかもしれません。

だから、通常は、無意識にその信念や価値観によって行動してしまっています。

でも、変換人を目指すなら、その意識化とコントロールが絶対に必要なんです。

星乃かたちみ 「幅」は2種類あるより

専門家の立場からも、「人によっては壮絶な苦痛を伴うこともある」とおっしゃっているくらいのなので、それほど変換人になることは難しいことなんだと思います。

だから、

変換人になるためには覚悟、そして勇気が必要

なんだと思います。

私の考え

自己受容が大切

スピリチュアルの教えでは、「慈悲の心」みたいなのを、全面に押しだしてきますよね。

統合・ワンネス・他人は自分・愛etc。

こういった教えは別に間違っていないと思いますが、そこに至るまでには必要なステップがあると私は考えます。

まず最初にやるべきことは、

本来の自分を受け入れること

これに尽きると思います。

自分の子供のような心の声に耳を傾けて、それには一切否定しない。

「うん、うん」と、ただただ聞いてあげる。

それだけで大分心は落ち着くものです。

しかし、自己受容ができていないと、どんなにスピリチュアルの教えを学んでも、かならずそこには自己否定が出てくるのです。

統合できない私が悪いんだ。

感謝できない私はなんてダメなヤツ。

実際、こういった経験をされている方は多いと思います。

何を隠そう、私もそうでした。

ψ4と向き合うことが大切

でもね、知ってください。

急に人は、高次な愛を体現できないのです。

なので、急に高次なことをやろうとすると、「そうしなきゃ!」という思いが出てくるのです。

ですが、それを頑張っているのは本来の自分ではなく、「自我」なのです。

なので、まずは主体としての「ワタシ」と、自我が仲良くなることからはじめなければいけないと、私は考えています。

それがψ4と向き合うということ。

その作業が一通り終わったら、次のステップに進むとよいと思います。

まとめ

私はなにも、「高度なテクニックで自我を克服してください」とは言いません。

ただ、自分の本音を、自分がしっかりと聞いてあげてください。

それだけなら難しくないですよね。

そして「自我を克服する」と聞くと、どうしても抵抗を感じる方は、

自我に感謝すること

これをやってみてください。

natan
natan

あなたのおかげで、つらい日々を乗り越えてこられたよ。

もうこのよろいは要らないけど、あなたの頑張りは私が一番認めているよ。

助けてくれてありがとう。

自我と一緒に涙を流してあげてください。

自我は悪者ではありません。

最前線で自分を守ってくれた存在です。

だから自我に感謝してあげてください。

それだけで十分です。

すべてはそこからはじまります。

次回もお楽しみに♪

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