私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、アニマンダラ天海ヒロさんのインタビューを参考に、思形と感性についてお話していきたいと思います。
天海ヒロさんについて
今日は、思形と感性を別の視点から見ていきたいと思います。
音声アプリVoicyで配信された『NOOS WAVE』チャンネルより、アニマンダラ提唱者である天海ヒロさんのお話をご紹介したいと思います。
「生態系や生物進化は人の精神構造の鏡」
アニマンダラはそんな新しい生命観―人間観を表現していくフレームワークとして提唱されたものです。
NOOS WAVEでは、天海さんが生物進化の観点から、ヌーソロジーとの接点についてお話されています。
その中で、思形と感性について「ウハネとウニヒピリ」を例にあげてお話されていて、思形と感性の勉強にもってこいということで、今日はそのお話をしたいと思います。
ウハネ・ウニヒピリ・アウマクア
ハワイ、ポリネシアのシャーマニズムの世界観に
ウハネ/ウニヒピリ/アウマクア
という三位一体構造があります。
これは、私が提唱しているコスモ・ライフォロジーでも触れている、ホ・オポノポノに出てくるものです。
ホ・オポノポノは、ポリネシアのシャーマニズムの教えを西洋の人がキリスト教的解釈と、自己啓発を目的として再構築したものから生まれた、心のクリーニング法だそうです。
ホ・オポノポノ自体は、ポリネシアのシャーマニズムとは違うそうですが、「ウハネ・ウニヒピリ・アウマクア」という三位一体構造はそのまま受け継がれています。
「ウハネ・ウニヒピリ・アウマクア」は、以下にたとえられます。
今日は、ウハネとウニヒピリをピックアップしてお話します。
ウハネとウニヒピリについて
思形と感性に合致する
ウハネとウニヒピリは、上記以外でも下記のように表現されます。
ヌーソロジーの思形と感性に合致しますね!
男性はウハネが強く、女性はウニヒピリが強いともいわれています。
最初に妹が生まれ、その後兄が生まれる
普通人間は、先にお兄ちゃんが生まれ、その後妹が生まれます。
しかし、ウハネとウニヒピリは生まれる順番が逆になります。
シャーマニズムでは最初にウニヒピリが生まれ、その後にウハネが生まれるといわれています。
一見「どういうこと?」と思ってしまいますが、そういわれる理由も、ヌーソロジーで見てみると容易に理解できるのです。
なぜなら、先に感性が発達し、その後に思形が発達するからです。
偶数先手だからです。
ウニヒピリ(妹)の詳細
最初に生まれるウニヒピリから見ていきます。
ウニヒピリは幼い女の子のような存在であり、主観型、情動や衝動、感情を持っています。
(感性の発達で見ると0~7歳)
そして、ウニヒピリは記憶する存在であり、時系列の記憶ではなく純粋持続の空間の中で、「今、今、今…」というように、瞬間瞬間を記憶しているそうです。
身体意識としての存在でもあり、臨場感を持った存在だからこそ、痛みや苦労、つらさを全部ため込む特徴があるそうです。
この苦しみをとり除くために、ホ・オポノポノのクリーニングが必要だといわれています。
ウハネ(兄)の詳細
その後に生まれるウハネは、他者側の世界を学んで、自己と他者のバランスを取る役割を持ちます。
(思形の発達で見ると7~14歳)
本来であれば、ウハネはウニヒピリのやりたいことを理性を持って思考し、実現してあげる、妹を導くお兄ちゃん的存在であるのが望ましいといわれています。
しかし、ウハネがウニヒピリを守りたいがゆえに頑張りすぎた結果、
あれもしちゃダメ!
これを守って!
とウニヒピリの前に立ちはだかってしまっているそうです。
インナーチャイルドを抑え込む自我そのまんまですよね。
現代人の問題点
現代人はウハネが強い
現代人は思考側が強くなり過ぎていて、ウハネ側が強くなっているといいます。
ウハネが強くなることで、ウニヒピリは奥に引っ込んでしまっているそうです。
この状態は、思形と感性のねじれとして見ることができます。
本来の奇数系観察子と偶数系観察子がねじれることで、思形ψ9が偶数空間を制御し、奇数側の主体空間は後手に回るという、ヌーソロジーの構造そのままです。
ヌーソロジーの構造は最初とても難しく感じるのですが、このようにウハネとウニヒピリを通して思形と感性を見てみると、「宇宙の構造って人間っぽいなー!」という印象を受けます。
ウニヒピリ主導にも問題点あり
じゃあ、ウニヒピリ先手にしてあげれば問題解決じゃない?
と短絡的に考えてしまいますが、やはりここでも、前回お話した「4値構造」が関係してくるのです。
ウニヒピリが先手となって自由に活動してしまうと、少し厄介なことになるのです。
なぜなら、ウニヒピリは完全主観型で他者のことは考えられません。
そして、ウニヒピリの世界は直感の世界でもあるので、直感は一足飛びに本質につながれますが、情緒的、衝動的なものが絡むと、大きな間違いを起こしてしまうのです。
なので、それを兄であるウハネが他者視点を持ち、理性を持って正しく思考し、妹であるウニヒピリを誘導してあげないといけないのです。
ウハネとウニヒピリを反転させる
では結論としてどうすればよいか、シャーマニズムの世界ではこう言われているそうです。
個人が大きい宇宙の流れに従った、完成された人格になるためには、ウハネとウニヒピリの関係を反転させること。
シャーマニズムの世界でも出ました、反転です!
そして、天海さんご自身の回答は下記のとおりです。
ウニヒピリのやりたいことをウハネが相談役として、同じ方向を向いて共に歩いて道を考えてあげるガイド役になること。
内なる自分の衝動や本能、直感を理性的に吟味し、ウニヒピリを妨げるのではなく、ウニヒピリのことをいかに人生の中に実現していくかのアドバイザーになること。
ウハネとウニヒピリの件でも結果的にはバランスが大事ということなんですね。
アウマクアにはウニヒピリ経由でないとつながれない
そして、下記内容もとても大事だと思いました。
内なる神であるアウマクアにはウニヒピリ経由でしか繋がれない。
アウマクアは、ヌーソロジーでいうところの「真の主体」や、純粋持続の空間というイメージです。
ウハネが肥大化してしまうと、アウマクアの声が聞こえなくなってしまうそうです。
私自身もインナーチャイルドと向き合うことで、主体側の世界に出たとお話してきました。
私の実体験が見事に「ウハネ、ウニヒピリ、アウマクア」の三位一体構造に合致することがわかり、自分でもかなり驚きました。
ですので、ウハネ側が心を広くして、ウニヒピリと向き合うことが大切なんだなと、改めて思いました。
NOOS WAVEチャンネルではこの思形と感性について、さらに「巫女と審神者」という関係を通してもお話されていますので、ご興味ある方はぜひ一度ご視聴いただければと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
構造論としての思形と感性は難しく感じるかもしれませんが、それを「ウハネとウニヒピリ」として考えてみると、とてもわかりやすい世界が見えてくると思います。
ぜひ、今回の内容を思形と感性の学習にお役立ていただければと思います。
次回もお楽しみに♪
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