私の宇宙からこんにちは、natanです。
これからどんどん真の宇宙について学んでいきますが、その前に、どのようにしてその世界に足を踏み入れていくのかについてお話したいと思います。
真の宇宙は「感じとる」世界
物質世界と真の宇宙は、お互いが「反転」した世界です。
物質は、「見る」「触る」などの行為を通して、そこから人間があれこれ思考をします。
よって、物質世界とは「知覚・思考の世界」ということができます。
それとは逆に、真の宇宙は心の中にあるため、「見る」という行為ではなく、「感じとる」ということがメインになります。
意外ですよね。
物質世界も真の宇宙も反転はしているものの、ともに同じ「見る」という行為で捉えられるものだと思っていましたが、違うんですね。
真の宇宙は「感じとる」世界。
思考を変えて感じとっていく
シュタイナーいわく、私たちにはまだ霊的認識力が備わっていないそうです。
なので、今の私たちは漠然と「感じる」ということしかできず、それを「感じとって思考する」ということができません。
「感じとる」というのは、能動的な行為ですからね。
では、シンプルに「感じる」という行為を通して、真の宇宙が認識できるかと言うと、そうではなく。
以前も少し触れましたが、「感覚」とは、自分が今持っている既存の思考体系をベースに引きだされるものです。
なので、今のままの思考体系だと、従来どおりの感覚しか起こらず、見える世界はいつもと変わりありません。
大切なのは、まず思考を変えること。
ヌーソロジーでは、一番はじめに思考を変えて、そこから新しく感化されてくるものを引きだしていきます。
その新しい感覚が、「わたし」という特殊な映写機によって、目の前に映しだされる。
そして、知覚の世界そのものが変わっていく感じだと思います。
ですので、ヌーソロジーとしては、
思考を使って真の宇宙を開いていく
こういう作業が必要になってくるわけです。
シュタイナーの行法
シュタイナーも、「行法」を通して霊的認識力を形成し、感覚的世界を開いていく方法を教えてくれています。
▼ 参考文献 ▼
ただね、これ、難しいんだなぁ…。
行法の内容は、とてもシンプルではあります。
瞑想や集中、自己観察、自己客観視、欲望の沈黙化など。
シュタイナーは、「人生の中でゆっくり一歩ずつ魂を成熟させていく」ことを重要視しているので、行法は一生涯かけて行っていく長期スパン的なものです。
三日坊主がすぐ顔を出しちゃうよ(笑)
ヌーソロジーは思考活動を通して踏み込んでいく
それとは違って、ヌーソロジーは思考作業によって感覚的世界に入っていきます。
これは、サイキック能力や才能もいりません。
自分なりに一生懸命考え、自由な発想力を持って思考すれば、誰でも真の宇宙へ入っていくことが可能です。
カバラの「生命の樹」で学びましたが、物質界の次なる領域、真の宇宙の入り口となる領域は
活動界
です。
真の宇宙へ歩みを進めるためには、まず、
活動界という領域を一歩一歩突破していかなければいけません。
活動界は、物質界も含めて、これだけ次元階層がありますからね↓
活動界で活動するのは人間の意識
ではその活動界では、一体何が活動しているかというと、
人間の意識
が活動しています。
人間の意識というものは、「わたし」という自己において「物質」と「他者」という二つの要素で動いています。
この世界に物質も他者も存在しなければ、自己の意識は活動できません。
自己の意識活動にはかならず、「物質」もしくは「他者存在」が必要なのです。
そのため、ヌーソロジーでは自己が「物質」と「他者」をどう認識しているのか、そこで行われている意識活動とはどういうものなのかについて、一つひとつ詳しく見ていきます。
活動界は意識活動を把握することを通して突破していく
といったようなイメージです。
まとめ
2013年に、人類の意識がシリウス領域に入ったとされていますが、現時点ではまだ、シリウス領域への扉が開いただけで、人類の意識はまだまだ物質界に深く沈み込んでいます。
真の宇宙へ人類が歩みを進むためには、川を上る鮭のように、頑張って次元を上がっていかなければいけません。
簡単に真の宇宙へ出ることができない理由について、私はこう思います。
人類は宇宙をともに創造していく仲間としての資格を持っているか?
なんだかそのように宇宙に試されているような気がします。
だから、ヌーソロジーを学んで、人類の本気度を宇宙に見せてやりましょう!
次回もお楽しみに♪
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