私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、ヌーソロジーを学ぶ前に抑えておきたいポイントのご紹介です。
今日は、ヌーソロジーを学んでいく前に、ヌーソロジーが大切にしている考え方や、ヌーソロジーが捉えている宇宙観をお話したいと思います。
そして、そこから私が見出した独自のヌーソロジーと、本家ヌーソロジーの違いについてもお話したいと思います。
ヌーソロジー基本ポイント
意識の反転を起こす
ヌーソロジーが目指すもの、それは、
人類の意識を反転させること
たったこれだけです。
ルドルフ・シュタイナーは、私たち人類は本来「霊的存在である」といいます。
その「霊」である人類は今、物質的肉体に沈み込むことで、本来の霊性を忘れています。
肉体に意識が沈み込むことで、「人間は死んだら終わり」の世界観のもと、世界のすべてを物質として見る意識を持ってしまっています。
その物質を通して、限られた人生の中で得られるだけ利益を得ようと、かぎりない利益追求が行われています。
そのような意識のもと、人々は一時の欲求に身を任せ、自分を傷つけ、他人を傷つけ、地球を傷つけ、もう修復不可能のところまできてしまいました。
「陰の世界」が99%を占めたこの時代。
しかし宇宙は陰と陽が絶妙なバランスを取っているので、100%陰の世界になることはありません。
残り1%は「陽の世界」です。
その1%の光を見出すためには、人類の意識をグレン!と反転させなければいけません。
たった1%の光を見いだせると、世界もグレン!と反転を起こし、今度は99%陽の世界がはじまります。
その意識の反転を目指すのがヌーソロジーです。
意識の反転、霊性回帰は自動的に起こりません。
陽の世界を見出すことさえも、「個人の努力次第」「人類の努力次第」なんです。
新しい光の世界を創造するのは、意識が反転した
変換人型ゲシュタルト(トランスフォーマーゲシュタルト)
です。
その変換人たちを、一人でも多く誕生させたい!
これが、ヌーソロジーが目指していることです。
すべては意識の反転!
まずはこれを目指して、一緒にヌーソロジーを学んでいきましょう。
自己と他者で創る世界
よく一般的なスピリチュアルでは、
すべては私が創造している。
この世界は、私が創造したものだ。
と言われますが、ヌーソロジーの考えは違います。
ヌーソロジーの考えとしては、
このように考えます。
「すべては私が創造している」という視点は間違いではないと思いますが、それはあまりにも高次元の視点です。
私たちの今いる意識領域(世界)は自己と他者で創っている。
ヌーソロジーではそう考えます。
今私たちがいるこの世界の宇宙的構造を学んでいくためには、他者も含めて考察していかないといけません。
ですので、ヌーソロジーでは「自己と他者」という関係をとても重要視し、それをベースに新しい空間認識を習得していきます。
ヌーソロジーはすべての学問を統合することができる
ヌーソロジーは一般人にとって、とても難しい宇宙論です。
なぜそんなに難しいのか?
それは、冥王星OCOTからもたらされた情報が、人間にはない概念形態であることによって、私たちとの「共通言語を持っていない」という点があげられるかと思います。
さらに、ヌーソロジーが難しい理由はもう一つあります。
半田さんは、書籍『奥行きの子どもたち わたしの半身はどこに?』の中で、このようにおっしゃっています。
【半田さん】そろそろこのへんで、最先端の現代物理学の知見を通して、物質と精神が一体となって脈動している宇宙生命のリアルがありありと見えてくるような新しい思考様式を創ってはどうか、ということなの。
(中略)
【まきしむ】それが、科学的な知識の中に、人類を霊的な存在に変えていくための突破口を探し出すってことなんですね。
【半田さん】うん、もちろん、今の段階では仮説でしかないんだけど、ヌーソロジーはそういう理念のもとに、まずは物理学と哲学をつなぎ、伝統的な宗教や神秘学が語ってきたことをそこに取り込み、そこから心理学や歴史学、さらには化学や生物学など、今まで人類が積み上げてきたさまざまな分野の知識を、物質と精神が一致した世界観のもとに統一的に再構成することができるんじゃないかと考えているんだ。
【まきしむ】なるほど、バラバラになっている学問の垣根を取り払って、すべての関係性の繋がりが見える新しい生きた学問の体系を作ろうってことですね。
奥行きの子供たちより
▼ 参考文献 ▼
つまり、現時点ではヌーソロジーはすべての学問を統合するところまではいっていませんが、さまざまな学問とすり合わせを行うことはできるので、当然そこには専門的情報も入ってきます。
さまざまな学問とすり合わせを行っているということは、ヌーソロジーもまだ、新しい思考形態を構築している最中だということでもあります。
上記をふまえて言えることは、
ヌーソロジーを完全に理解することは不可能
ということ。
ですので、初心者ヌーシストができることは、
というスタンスが重要だと思います。
OCOT情報とヌーソロジーの違い
上記の話にもつながってくるのですが、ヌーソロジーはOCOT情報をもとに構築されています。
しかし、一つだけ注意すべき点があります。
ヌーソロジーとOCOT情報はかならずしも一致しません。
それは、ヌーソロジーを構築する際、OCOT情報からまずは情報を抜きだしますが、その抜きだした情報は、学問とのすり合わせが行われ、そして確証を得たものをヌーソロジーとしているからです。
つまり、
OCOT情報から彫塑したものがヌーソロジー
ということになります。
ですので、かならずしもヌーソロジーとOCOT情報は一致しないということを、覚えておいていただければと思います。
難しい哲学や物理数学が用いられる理由
ヌーソロジーでは「素粒子は人間の意識構造である」と提言し、反転意識をもとに「持続空間」、シュタイナーでいうところの「エーテル空間」を認識できる知覚能力を育てていきます。
その持続空間が素粒子です。
そのため、ヌーソロジーでは量子力学や難しい数式の話が出てきます。
よ~く勉強してみると、最初は難しそうな内容なんですが、意外とシンプルなことを話していることに気づきます。
ヌーソロジーが、哲学や難しい物理数学的な考えを用いることには、重要な理由があります。
ヌーソロジーは、視覚を通して持続空間を見つけ出していきます。
シュタイナー研究者の福田さんのお話によると、人間の「視覚」はアストラル体の中の思考成分が関与しているそうです。
そのため「視覚の本質の探求」や空間について思考することは、数学や物理、哲学などを通じた思考による作業が良いそうです。
なので、ヌーソロジーはただ難しい知識を用いて宇宙をこねくり回しているのではなく、哲学や物理数学を用いることで、空間の「本質」を見出すことができるという確固たる理由を持つのです。
本家ヌーソロジーと私の解釈の違い
意識活動をベースに思考していく
上述したように、本家ヌーソロジーでは難しい学問的な話が多々語られます。
量子の世界に馴染みのない人だと、ヌーソロジーの構造は腑に落とすことができないと感じます。
そのため、私は素粒子を介さず、シンプルに意識空間(エーテル空間)を「無意識」「顕在意識」という形で見ていきます。
無意識や顕在意識を扱っていきますので、必然的に心理学的な内容になってくると思います。
しかしそれは、普段自分自身が行っている意識活動や、どういった状況で感情が発生するのかをベースにして語るものなので、自分自身の体験を通してヌーソロジーを体感的に理解することができると考えています。
このサイトでは、難しい哲学用語や物理数学の情報は扱いません。
普段の日常、とくに自分自身が普段感じていることを通して、ヌーソロジーを自分の中から見出していくことを目指します。
難易度のレベル★★☆☆☆
ヌーソロジーの難易度を、「オリオン」「シリウス」「プレアデス」の三つに分けた場合、本家ヌーソロジーの教えは「オリオンレベル(神領域)」だと考えます。
このサイトは初心者さんに向けた解説になっているので、レベルとしては「プレアデス」です。
ですので、このサイトは別名「ヌーソロジープレアデスコース」として、初心者さんにわかりやすい解説を目指します。
後半はサラリとシリウスコースに入っているかもしれませんが、きっとその時点ではみなさんの理解も追いついていると思いますので、どうぞご安心を♪
まとめ
以上、ヌーソロジーを学ぶ前に押さえておきたいポイントのご紹介でした。
まずはしっかりと前提情報を押さえてから、ヌーソロジーを学ぶことが大切かなと思います。
とくにヌーソロジーの難しさは底なしなので、「わからないことがあっても問題ない」という意識を持つことはとても重要です。
「わからなくて当たり前」
それで大丈夫です。
自分自身がわかりそうなところ、興味のあるところをポイントポイントで拾っていくだけで十分です。
それがいつかの日か、点と点が線になり、線が立体となってカタチを形成し、ある日ドカーン!とヌーソロジーを理解できるようになると思います。
焦らず、ゆっくり、楽しく学んでいきましょうね♪
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