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【ψ5~6】持続空間への直接的なアプローチの重要性について

空間認識5-6_5 ヌーソロジー
natan
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私の宇宙からこんにちは、natanです。

今日はψ5顕在化に向けて、私が大切だと思うことをお話したいと思います。

今日のお話は、前回のお話の深堀りになります。

この記事で学べること
  • 三種類の自我(S・W・T)の内容
  • 自我Sに対するアプローチがψ5への道
  • なぜ意識顕在化において、心に意識を向ける必要があるのか
  • 持続空間へのアプローチの重要性について

この記事の内容はψ5~6の学習になります。

次元階層の表
記事を読むときの注意点

以下の解説は、本家ヌーソロジーの内容を私流に解釈したものです。本家ヌーソロジーの解説とは異なりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。

三種類の自我について

私は次元構造の表で、客体(自我意識)を三種類に分類しました。

次元階層の表
  • ψ4:客観(自我S)→シングル
  • ψ6:客体(自我W)→ダブル
  • ψ8:客体(自我T)→トリプル
natan
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まぁ~変な分け方ですね(笑)

これ、私の完全オリジナルなヌーソロジーです!

このように自我を分けたのには理由があります。

ψ4:自我S(シングル)

まずψ4の「自我S」について。

Sとは「シングル」の意味なんですが、これはψ3~4の領域において、はじめて「わたし」という意識が形成されます。

そしてψ4は、他者という鏡を通して、自我意識が形成されはじめる領域です。

人間の内面と外面02

他者という存在はψ4ですでに登場していますが、ここではまだ本格的な他者との交流は行われていません。

幼児を見ているとわかるのですが、幼児は自分中心に世界を見ており、他者を自分と同じように見ることはありません。

つまりψ4とは、「わたし」に対する観念をはじめて形成する場と考えました。

  • 他者の存在は「鏡」でしかない
  • 「わたし」と「わたしじゃないもの」の区別があるだけ

ということです。

ψ4は他者との本格的な交流はなく、「わたし」の存在を形成する場なので、

自我S(シングル)

という言葉を当てました。

ψ6:自我W(ダブル)

次にψ6の自我Wについて、Wとは「ダブル」の意味なんですが、ψ5~6の領域においてようやく、他者に対する認識を持つようになります。

ψ5~6_07

観察子を意識活動で見ていったとき、「自分には親がいて家族がいて、他者にも自分と同じく人生ストーリーがあるんだ」と、意識領域を他者の背景にまで広げられる段階です。

他者に対する認識を持つと、自己認識もより強化されます。

自分だけでなく、他者に対しても「あの人はこういう人だ」というように、独自の認識を当てはめます。

そうすると、

私はあの人とは違う存在だ。

というように、他者と自分を差別化することで、自我意識が強化されると考えます。

よって、他者存在が関わっている自我ということで、

自我W(ダブル)

という言葉を当てました。

また別の言い方をすると、ψ4で生まれた「わたし」に対する観念が「実体」を持った、そんな領域でもあると考えます。

ψ8:自我T(トリプル)

ψ8はまだ先のことなので、簡単に触れるだけにしておきます。

ψ8は自我Tで「トリプル」の意味があります。

複数の他者存在と関わっている自我、ということで言葉を当てました。

natan
natan

ちょっとこの領域は、まだ検証段階なのでハッキリしていません…。

「前」に行くために「後ろ」を突き抜ける

そして、ようやく今日の本題に入ります。 

前回と今日のお話をまとめると、ψ5の空間を思考し意識を顕在化させるためには、まずψ5はψ6が顕在化している状況下では、「心の中」に収縮しています。

ψ5~6_10

意識の方向性は自分の中心、つまり

心に向ける必要がある

と考えます。

さらにψ5という空間は、「前」という方向性を持っています。

ψ5~6_04

私はψ5を顕在化させるためには、「前(ψ5)」に行くために、意識の方向性を「後ろ」に突き抜けないといけないと考えています。

この「突き抜ける」という言葉の実践的な意味は、

ψ4で形成された自己認識に対する観念を再構築する

ということです。

ψ4で形成された自己認識に対する観念(自我S)を対象にして意識を心の中心へつねに向けること、これがψ5空間を思考することであり、意識の顕在化につながると考えます。

この自我Sを「突き抜ける」とは、

  • 自我のよろいを脱ぐ
  • 本音と向き合う

ということだと考えます。

人間型ゲシュタルトからの脱出です。

なぜ自己を見つめ直す必要があるのか

直接的な持続空間へのアプローチとなる

なぜ上記のように考えるのか、ヌーソロジーの構造論の面からお話します。

意識の顕在化とは、これまで潜在化していた持続空間が開いていくことを意味します。

その持続空間は、自分自身の記憶が保管されている場所であり、その記憶すべては「自分の人生そのもの」です。

自分がどのように今の自我を形成してきたのか、どういった本音を持っているのか、そういった記憶や心の活動に意識を向けると自ずと見えてくる、自分がこれまで歩んできた人生の思い出。

その人生という名の記憶を意識に上げて、整理していくことが、能動的な意識を持って、持続空間に直接アプローチしていく方法だと考えているからです。

道

また、個人的な感想としては、私が意識に変化をもたらすことができたのは、つねに自分自身と向き合って、自己内観と自己受容、感情の整理を行ない、受動的な意識を能動的なものへと変えて、人生を再スタートさせたからです。

それはヌーソロジーに出会う前のことであり、ヌーソロジーの構造論を知らなくても私はψ3、そしてψ5(のような)体験をすることができました。

ψ3を体験したときは、「不動のワタシ」という感覚だけでなく、「一度もこの場所を動いたことがない」という「記憶」も一緒に思い出したので、持続空間をしっかり知覚できたと個人的には確信しています。

同化の方向性は「前」ではなく「後ろ」だから

また、意識を後ろの方向へ向かわせることに関して、書籍『2013:シリウス革命』にも似たような記述があるのです。

それはψ5ではなく、次の領域であるψ7のときに触れられています。

ψ7において、

同化の方向性は「前」ではなく「後ろ」。

後ろを突き抜けて前に出る02
後ろを突き抜けて前に出る03

▼ 参考文献 ▼

のちほどお話しますが、ψ7に関しては、自己の「後ろ」が他者の意識空間になっているため、後ろを突き抜けることが必要になります。

ただ、私の実体験でいうと、ψ5も同じくψ4(自我S)を突き抜けることが必要だと感じるのです。

シリウス革命では、ψ7に関しては、

「自分自身を省みること。」

と書かれています。

私は、ψ5顕在化もこれと同様だと考えています。

主体との同化の方向性は「前」ではなく「後ろ」。

半田さんはこういった心理的なお話をされませんが、書籍『奥行きの子供たち』の共同著者である、元臨床心理士の春井星乃さんは、「自我を克服する大切さ」をお話されています。

▼ 参考文献 ▼

自我を克服することの大切さ

私はヌーソロジーに出会う前から、口を酸っぱくしてお話してきたことがあります。

  • 自分の本音と向き合おう
  • インナーチャイルドを癒してあげよう
  • いらないプライドや固定観念を捨てよう

現在は下記サイト『コスモ・ライフォロジー』の方で、心理に関する内容をまとめていますので、ご興味ある方はぜひご覧になってみてください。

ヌーソロジーを学ぶことで、ようやく自分が過去に行ってきた自己内観やエネルギー浄化の意味がわかったのです。

natan
natan

なぜ自分を癒すだけで、自分に素直になるだけで、現象に変化が起こるのだろう?

なぜ空間との一体感が出るのだろう?

その理由は、

意識を自分の中心に向けることで、自我を突き抜けて意識が「前」に出るから。

それによって、意識の反転が起こった。

ということだったのかなと思うのです。

ψ3で語らなかったこと

じつは、ψ3の顕在化もこれと同様に考えています。

以前アメーバブログの方でヌーソロジー解説をしていたときは、「ψ3顕在化に向けてのトレーニング」として下記記事を書きました。

しかし、記事タイトルを見ていただくとわかるように、「ψ3を理解するためのオススメ学習法」という言い方に変えました。

表現を変えた理由は、あくまで上記内容はψ3の空間構造を理解するものであり、持続空間へのアプローチは不十分だと考えたからです。

本家ヌーソロジーでも、意識の顕在化は「感性」経由だといいます。

なので、本家は音楽や詩、ビジュアル的なものなど、感性を刺激する芸術的な要素を用いて、ヌーソロジーを表現しているのだと思われます。

私が考えるに、芸術を通して何かに感化されたその先には、何かしら自分自身と向き合う状況があるように思います。

やはり本家ヌーソロジーの表現も、直接的な持続空間へのアプローチなのかなと思います。

そして、空間構造を理解するのは「思形(シケイ)」なので、思考活動なんですよね。

なので、まずは空間構造を思考活動を通して理解して、そこから持続空間へアプローチしていくのがいいのかなと思っています。

そして、今日の結論として、私が考えるヌーソロジーでは、持続空間へのアプローチは「自己を省みること」、この作業が必要になってくると考えています。

まとめ

ヌーソロジーの学習は、おもに思考活動に重きをおくことが多いため、持続空間へのアプローチは忘れられがちです。

しかし、シンプルに考えて、意識の顕在化は持続空間を開いてくことです。

そう考えると、構造論となんら関係性がないように思われる持続空間へのアプローチは、とても重要な作業だと私は考えます。

今回お話させていただいたのは、私なりの個人的な提案として「自己を省みること」をご紹介しました。

これ以外にも、持続空間へのアプローチ方法はあると思いますので、みなさんそれぞれで探していただいてよいと思います。

「自己を省みる」という点で何かしらピーン!とくる方は、私がもう一つ運営しているサイト『コスモ・ライフォロジー』の方で、詳しく心理面のお話をしていますので、ご興味ある方はぜひご覧になってみてください。

次回もお楽しみに♪

コメント

  1. あみ より:

    こんにちは。
    先日コメントした後にヌーソロジーのオンラインサロンにも加入し学びを進めています。

    私はヌーソロジーに出会う前は長年感情の浄化にコツコツ取り組んでいて、自分の本音や見て見ぬふりしていた感情にじっくり向き合い解放することで現象に変化が起こったり世界との一体感が生じる体験をしていました。
    そのことがヌーソロジー的に見るとどのような意味があるのかな?と思っていたのですが、こちらの記事で腑に落ちました。
    ヌーソロジーでは感情に関することはあまり語られないので、感情の解放はあまり関係ないのかなと思っていたのですが、持続空間へのアプローチになっていたと分かって嬉しいです。
    構造論の学びとともに今後も感情の解放にも取り組んでいこうと思います。

    • natan natan より:

      あみさん、こんにちは。
      ヌーソロジー学習、お疲れ様です(^^)

      〉ヌーソロジーでは感情に関することはあまり語られないので、感情の解放はあまり関係ないのかなと思っていたのですが、持続空間へのアプローチになっていたと分かって嬉しいです。

      そうでしたか、それは良かったです!
      あみさんは私と同じルートでヌーソロジーに出会っているので、ヌーソロジーを学ぶことでご自身の体験を整理できますし、それと同時にヌーソロジーへの理解もあみさん流に深めていけると思います。
      自分の体験の答え合わせという形で学習を進めていくと、ヌーソロジーはそんなに難しく感じないと思います。
      難しく考えてしまったときは、無理に理解を進めようとせず、「いつか体験を通してわかる日が来ればいいな」くらいに、気楽に捉えてください。
      体験に無いことを知識で上書きしてしまうと、せっかくの体験が台無しになってしまうので。
      あみさんのペースで学んでいってくださいね(^^)♪

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