私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、真の宇宙はどのような構造になっているのか、ヌーソロジーとシュタイナー思想を比較しながら見ていきたいと思います。
以前、真の宇宙は私たちの心の方向にあるとお話しました。
その真の宇宙、じつはこの物質世界をグレンとひっくり返したような反転した世界なんです。
どのように反転しているのか、詳細な内容については今後お話していきますので、今日は大枠のみを簡単にご紹介したいと思います。
真の宇宙の構造~シュタイナー編~
まず反転という形態を解説する前に、そもそも真の宇宙はどのような構造になっているのか、わかりやすいシュタイナーの方から見ていきますね。
全体構造
シュタイナー思想では、真の宇宙はこのような構造になっているといいます。
一番最上位が「霊界」、次に「アストラル界」、「エーテル界」、最下位に「物質界」が存在しています。
この各構造の内容は、さらにこのようになっています。
霊界
霊界上部には根源叡智となる「大般涅槃界」などがあるのですが、その領域はあまりにも高次元のため記載のみとします。
霊界は上部と下部に分かれており、各構造はこのような内容になっています。
アストラル界・エーテル界・物質界
全体像
全体をまとめるとこうなります。
これがシュタイナーの高次宇宙の構造です。
真の宇宙の構造~ヌーソロジー編~
観察子
次にヌーソロジーの宇宙構造なんですが、ヌーソロジーは各次元構造を表現するのに
観察子(かんさつし)
という概念を用います。
この言葉には、「観察する」という意味合いが大本にあります。
これは
そんな意味合いがあると思われます。(多分(笑))
観察子は宇宙の背骨
観察子を「人間の背骨」でたとえてみると、わかりやすいです。
背骨は「椎骨(ついこつ)」とよばれる骨が、いくつも連なって背骨全体を形成しています。
この椎骨一つひとつが「観察子」というイメージです。
このイメージで、以前ご紹介したケイブユニバースにこの考えを当てはめてみると、一つの円環状の宇宙が「宇宙の背骨」にあたり、そこに各次元構造(椎骨)が存在し、その椎骨が観察子、というイメージです。
その宇宙の背骨の中を、ヌースとノスという大きな神経が走っている、と考えるとわかりやすいかと思います。
だから古代神秘主義の宇宙観は、これを蛇にたとえたのかな?
観察子をまとめるブロック
そしてこの観察子が、14個で一つのブロックを形成しています。
シュタイナーとヌーソロジーの比較
ヌーソロジーの観察子構造は、シュタイナー思想の高次宇宙とこのように対応します。
ヌーソロジー用語は特殊なので、しっかり覚えておきましょう!
反転した宇宙
「真の宇宙は反転した世界」ということですが、どういう反転かというと、またまたわかりやすいシュタイナーの高次宇宙の方にご登場いただきましょう。
物質世界では、物質も肉体も大陸も海も空も、すべて一つの世界に存在しています。
しかし、真の宇宙(この場合は霊界)では「霊界大陸」や「霊界大洋」とあるように、それぞれ存在する世界が別なんです。
このように、
真の宇宙は物質世界をひっくり返したような世界
になっています。
対照的なんです、間逆なんです。
物質世界で統一されていたものは、真の宇宙では別々だったり、物質世界で分離していたものは、真の宇宙では結合されていたりするんです。
もっと面白いのが、私たちは自分自身の中に「感情」や音を聞いたりする「感覚」、「私である」という「自我」などが一つになっていると思っています。
しかし真の宇宙ではそうではなく、本当は「感情が存在する世界」「音が存在する世界」「自我が存在する世界」というように、こちらもそれぞれ世界が分かれているんです。
いってしまえば、物質世界は「物質の影しか存在していない世界」と言えるかもしれません。
その物質を通して感じるもの、聞くもの、物質の本当の姿は、全部ぜ~んぶ真の宇宙にあるんです。
世界のとらえ方も反転する
さらにヌーソロジーでいえば、ヌーソロジーはおもにエーテル空間(次元観察子の世界)をベースに話を進めていきますが、その次元観察子の世界もものの見事に反転しています。
物質世界(ヌーソロジー用語では「人間の内面」)を自分が見るとき、自分はある一定の場所に立って物を見ます。
しかし反転した世界に出ると、世界を中心に自分の方が世界を回りながら見ているんです。
いろいろお話したいことはあるのですが、今日は大枠のみの説明なので、反転世界についてのご紹介はこれくらいにしておこうかと思います。
まとめ
スピリチュアルや精神世界の教え(内容)は難しい!
と思われる方がいらっしゃるかと思いますが、それは多分、
真の宇宙が反転していることを知らないから
かもしれません。
私はそういう世界をなんとな~く感覚で腑に落としてしまう人間なので、ヌーソロジーやシュタイナー思想に出会って、「あ、そうだったんだ」と今さらながらに知りました(笑)
反転した世界は、通常の思考ではなかなか捉えられない世界です。
だから「考える」ことが大切なんですよね!
それでは次回もお楽しみに♪
余談
背骨は大きく分けて五つのグループ「頚椎」「胸椎」「腰椎」「仙骨」「尾骨」からなっているようですが、これはもしかしたらヌーソロジーの観察子構造そのまんまかもしれません。
シュタイナー思想とも合わせて見てみると、
あくまで私の妄想ですが(笑)
ですが、このように物質世界に宇宙のテンプレートを見つけることができるんです。
だからヌーソロジーは面白いのだ♪
コメント
ご無沙汰しています
あらためてまた初めから読み始めていました❗️
反転がいまだ体感できずにいます
焦ってはいないのですが…
ψ4なのかψ6の世界なのか偶数観察子です
内側を日々観察しています
感覚だけでなく論理的体系的にも構図がわかってきたので、感情にゆれずに成長している感はあります^_^
“反転した世界に出ると、世界を中心に自分の方が世界を回りながら見ているんです。”
一瞬、たまにそんな感じかなって感じる時があります
反転難しいですが
あ、これこれっていう感覚になりたいと思って今年は励みます
現実に張り付いて頑張っている方にヌーソロジーの話をしています
うまく話せないので
natanさんのYouTubeを載せさせてください
宜しくお願いします^_^
norichanさん、あけましておめでとうございます(*^^*)
昨年もたいへんお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願いします♪
>感覚だけでなく論理的体系的にも構図がわかってきたので、感情にゆれずに成長している感はあります^_^
素晴らしいですね!
そうですね、いつもは気の持ちようで心の調子を整えていたこともあったかと思いますが、構造を通して感情を客観的に見られるようになるので、より明確に成長を感じられるようになると思います(^^)
感じて~考えて、感じて~考えて……の実践ですね。
>反転した世界に出ると、世界を中心に自分の方が世界を回りながら見ているんです。
上記はあくまでも一表現なので、「回る」という動作よりも、自分が世界をどう感じるようになってきたかという内的体験の変化の方を注視してみてください。
外側の世界の変化は一旦横に置いておいて、まずは内的体験の変化や自分の世界認識の変化を感じ取ってみてください。
(外側に物理的な変化が起こるのではなく、自分自身の内的感覚が変わるから外が変わったように感じる、というものなので)
あと、「常識的(客観的)にはこう言われているけど、主観ではこう感じる…この違いはなんだろう?」という些細な疑問をしっかり掴んで離さないでくださいね。
あれ?と思ったら、すぐメモを取るようにすると良いと思います。
反転は自身の内的体験の変化のその先にあるものですが、でも、norichanさんのコメントを読んでいると、しっかり反転方向の意識を持たれているようなので、ぜひそのまま進んでください(*^^*)
私の動画はどうぞどうぞお好きなようにお使いください(笑)恥ずかしいですが…。
ここ最近はすっかり身を潜めていましたが、じつは水面下で活動していました。
来月辺りにはnorichanさんや他の皆さんにも良い報告ができる予定なので、楽しみに待っていていただけると嬉しいです♪
よろしくお願いします♪