私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は円心概念を用いて、主体と自我についてお話したいと思います。
これまで円心概念について、いくつかのお話をしてきました。
この「円はツイン(双子)である」という件について、私が意識変化の体験を通して感じたことをお話したいと思います。
ψ3、ψ5を体験して思ったこと
ヌーソロジーではψ3→ψ5→ψ7と順を追って、意識の顕在化を図っていきます。
私はψ3やψ5を体験したといっても、自分の中で思うことは、
相変わらず私は自我意識である
ということ。
奇数系の観察子を体験したと聞くと、その意識で今後はずっと過ごすと思いがちですが、私自身はそんなことはなく、自我が自分の裏で働いているもう一人の存在をしっかり認識しているという感じなんですよね。
主体の存在をしっかり認識すると、自我意識もこの人生に足がしっかりと着く、腰を据えた感じがします。
主体に対して思うこと
主体に対して思うことは、持続空間が開く前は主体自身は眠ってるなんて思うのです。
その眠った主体を、各奇数系観察子の次元で「起こす」という作業が「意識の顕在化」なのかなと思います。
そして主体が目覚めると同時に、自我も主体の存在に気づき、主体がどの位置にいて、どんなことをしているのか、少しずつ知っていくのかもしれません。
時間をかけて互いが調和していく
そして先程もお話したように、私はつねに自我意識にいます。
奇数側の空間を体感的に理解したからといって、主体の意識をさらに強固に持つというのではなく、主体の世界を自我世界にも浸透させるというか、主体の空間と自我の空間を連動させるというか、そういった作業が時間をかけて行われているような気がします。
自我の空間は「時空」の世界なので、どうしても主体と連動させるには時間がかかるように思います。
自我自身に急な劇的変化が起こるのではなく、じょじょに時間をかけて主体の働きを実感していくような気がします。
自我自身の意識にも変化が出ているので、
よし!次はあれにチャレンジしてみよう!
など、前向きに行動するようになると感じます。
すると、空間との連動性が高まってくる。
そしてさらに、自我は主体の存在と働きを実感し、今度は自我が意識的にそれをコントロールして現実を歩んでいく。
そうやって、お互いの間に信頼関係が構築されていくと感じます。
主体と自我は円心関係そのもの
このお話と、意識の顕在化の過程を見てみると、下記のような流れになっているのかもしれません。
そうやって、お互いが手を取り合うことで、じょじょに主体と自我の垣根がなくなっていくのかな?なんて考えています。
もちろん、自己独立性を保つために「私」という自我意識はなくならないと思います。
そしてこの関係こそ、あの円心関係そのものだなと思うのです。
自我がいなければ主体は目覚めないし、主体の力があるからこそ、自我はそれを意識的にコントロールして現実を創造できる。
お互いがお互いを支え合っている。
主体と自我の双子化
半田さんはブログの中で、主体と自我の関係についてこうおっしゃっています。
とりあえずは、前と後ろの空間を持続と延長にしっかりと区別して、「自分自身を双子化させていく」こと。
すべてはそこからだと思うよ。
間違っても、他者をストレートに双子だと勘違いしないよう。
自分が他人に対して何を言おうが、また何を言われようが、常にそれは赤-赤*の語らいにすぎないということ。
まずは自分自身の中の赤と青を発見してアンドロギュノス化することが重要。
ほんとうの他者との出会いはそのあとだね。
cave syndrome「もののケのしおり作「嘘の鏡」について」
自分自身を双子化させていく。
意識の顕在化を通して、観察子が上がっていくごとに主体と自我が双子化されていく。
私が日頃感じていることは、主体と自我の双子化の過程なのかもしれません。
それがいつの日か、シュタイナーがいうように、「自己独立性」と「自他同一性」をあわせ持った存在に進化していくのかもしれませんね。
まとめ
私はこれまで「空間とのコミュニケーションが大事」とお話してきました。
今日のお話でいうと、自我の世界は「時空」の世界なので、どうしても空間との連動性が出てくるまでには時間がかかると思います。
だからこそ主体を信頼し、ときには「待つ」という姿勢も必要だと思うのです。
自我は「早く!早く!」と焦ってしまいますが、我慢して待とう!
空間は生きています。
人間関係と一緒で、時間をかけて主体と自我の信頼関係や絆を構築していかなければいけないと思います。
ですので、みなさんもゆっくり時間をかけて、主体と自我を双子化させていってくださいね。
次回もお楽しみに♪
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