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【ケイブユニバース解説②】人間存在について~定質と性質~

ケイブユニバースアイキャッチ 基礎知識(全般)
natan
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私の宇宙からこんにちは、natanです。

今日も、前回に引き続き、ケイブユニバースのお話です。

◎前回までのお話はこちら↓

宇宙の進化には人間の意識進化が必要

ケイブユニバース

ヌーソロジーの宇宙観では、ヌースとノスという「創造の力」「受け取る力」の中に、次なる大きな力の流れが存在しています。

それは…

意識進化の力

です。

宇宙という存在は、ヌースとノスという双方向の力を生みだしつつ、その中で人間の意識進化を図っています。

宇宙にとって「人間」という存在は無くてはならない存在なんです。

その理由は…

宇宙が進化するには人間の意識が生みだす力が必要

だからです。

つまり、宇宙にとって人間という存在は宇宙を動かす原動力そのものであり、人間の意識が宇宙を動かしているといっても過言ではありません。

定質と性質

人間の意識の流れは、ケイブユニバースの中ではヌースとノス同様、二種類の力が逆方向に流れています。

意識の進化方向を持つ力を定質(ていしつ)、意識の進化方向を持たない力を性質(せいしつ)といいます。

  • 定質:意識進化の方向を持つ力
  • 性質:意識進化の方向を持たない力
ケイブユニバース04

こちらもヌースとノス同様、上昇する力が定質下降する力が性質と覚えてください。

ケイブユニバース05

意識進化の方向性を持つ力「定質」と、進化の方向性を持たない力「性質」の双方向の力の流動性の中で、人間は葛藤し、悩み、シーソーゲームのように定質に傾いたり、性質に傾いたりして日々意識を流動させています。

シーソー

その意識の力の流動性が、宇宙の原動力となっています。

以前もお話しましたが、OCOTが言うには

OCOT
OCOT

意識進化には「葛藤」が必要

とのこと。

葛藤がないところに、人間の意識進化は生まれないのです。

私たちが普段人間関係や社会との関わりで悩み、「人生楽ありゃ苦もあるさ~」なんて考えたりもしますが、もともとは宇宙自身にそのような意識進化を促す二種類の力が拮抗しているから悩むともいえるのです。

お釈迦様は「人生は苦なり」と説かれたそうですが、それは人間の意識進化にとって欠かせない要素なのかもしれないと私は思いました。

完全性質の人間

ケイブユニバースの中で働く「定質」と「性質」という意識進化の力。

その中で、「人間」という存在はヌーソロジー用語で

完全性質(かんぜんせいしつ)

といいます。

ケイブユニバース06

この「人間存在」とは肉体のことではなく、「存在そのもの」のことを意味しています。「人間の意識」と捉えてもOKです。

なぜ「完全性質」かというと、「人間」という存在は進化の方向性を持たない力の全体性を持った存在だからそういわれるようです。

ノス同様、下降する力そのすべてを持っています。

言い換えれば、

ヌースの力(創造の力・神なる力)を完全に見失った存在

という感じです。

「神」という存在が宇宙の最高位(最高次元)に存在するならば、人間はその真逆をいっている存在という意味合いがあります。

natan
natan

あ、この話を聞いても、落ち込まないでくださいね!

一回「神」という存在から落っこちないと、「自分は神である」ということを忘れないと、宇宙は動いていけないのです。

一回落っこちたんだから後は上昇するだけ!

natan
natan

そう前向きに考えてください(笑)

人間は受動的な存在

人間という存在は、受動的な存在として生かされている状態だそうです。

たしかに身近なことでいえば、人間は生まれたばかりのころは首も座っておらず、生まれたての動物の赤ちゃんのようにすぐ立ち上がることさえできません。

赤ちゃんの手

両親に世話をしてもらい、すべてを与えてもらって成長します。

唯物論的思考も、受動的な存在だからこそ生まれています。

「そこに○○があるから」という受動的態度で世界を見ています。

「私が”○○がある”と思っているから、それはあるんだ」という能動的な思考は持っていません。

生まれたての赤ちゃんが、

あたちが生まれたから、パパとママが存在しゅるのよ!

なんて言うはずがありません。

natan
natan

言いだしたら怖いし(笑)

なぜ自分がこの世に生まれてきたのか、その理由さえわからないのが、まさに受動的なのです。

その受動的な生き方から今、能動的な目覚め、創造する側へ移行しているのが今という時代です。

男性はノスの力が強い

ヌーソロジーでは「完全性質」という人間の存在について「霊的な転落のエネルギーを持っている」と表現することがあります。

じつはこれ、大変言いづらい話なんですが、どうやら…

男性という存在は、女性よりノス(性質:進化の方向を持たない力)が強いそうです(笑)

女性はその逆で、ヌース(定質:進化の方向を持つ力)が強いそうです。

女性なら、誰でも思ったことがあるかと思います。

なんで男性ってこうだらしないの!?
なんで浮気するの?
それが男の甲斐性?信じられない!

浮気

半田さんは著書の中でこう記しています。

男性の読者には気の毒な話だが、(中略)男性は呪われている――ということになるかもしれない。

なぜなら、オコツトが言うように、男性の性欲の本質がノスにあるとすれば、男性は霊的な転落のエネルギーを一身に抱えていることになるからだ。

シリウス革命 第5章:宇宙的トランスジェンダーより

▼ 参考文献 ▼

natan
natan

あ、私のサイトは男性の読者さんもたくさんいらっしゃるのですが、ディスってるわけではありません(笑)

女性陣に対してお伝えしたいんです。

natan
natan

それは仕方ないこと…みたいです(笑)

その本能ともいうべきノスの力を、意志の力で制御している男性はすごいことをしているわけで、ちょっとの失敗は目をつぶってあげるのが女性の役割なのかなと…。

あ、全部が全部我慢しなさい!という話ではないですからね!

natan
natan

私はこの話を聞いて、個人的には「ならしゃーないわな」と気持ちが楽になったタイプです(笑)

それに、男性の方も安心してください。

男性のそのノスという力がなければ、そもそも人間の意識進化は起こらないですし、のちの世を担う子どもたちが生まれなくなってしまうと、この人類自体が滅亡してしまうのです。

女性が持つヌースと男性が持つノスの両方の力がない限り、人類の進化はありえないのです!

バランスが大事!それに尽きます(笑)

まとめ

以上、人間存在についてのお話でした。

今日はちょっとショッキングなお話もあったかと思いますが…(笑)

良い悪いで捉えると宇宙の本質はつかめませんので、「そうなんだ~」くらいの気持ちで捉えることが大切です。

次回はまたまたケイブユニバースを使って、今度は物質世界がどのように発生しているのかについて解説してみたいと思います!

次回もお楽しみに♪

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