私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、これまでの人間の進化を、再生医療にたとえて考えてみたいと思います。
これまで、シュタイナー宇宙論を通して、各宇宙紀や人間の進化についてお話を進めてきました。
精神世界ならではの難しい内容で、理解しづらいと感じる方もいらっしゃると思います。
私はこういう世界を腑に落とすとき、かならず行っていることがあります。
それは…、
この物質世界に真の宇宙の姿を探す
ということ。
この物質世界には、真の宇宙の姿が投影されています。
物質世界から真の宇宙の姿を探して、理解を深めていく方が、腑に落としやすいと感じています。
ですので、ここで一度、これまでのシュタイナー宇宙論を物質世界的な視点に翻訳して、お話してみたいと思います。
人間の進化に対する一つの疑問
シュタイナー宇宙論ではこれまで、「各宇宙紀を過ごす中で人間が進化してきている」と学びました。
各宇宙紀に人間に各機能が付与され、今この地球紀において私たちは、「自我」を付与されました。
こういう世界観を素直に、「あ~そうなんだ」と納得するのは結構難しいものです。
なぜ真の宇宙は、人間に一気に各機能を与えなかったんだろう?
なんて、素朴ですが私はそう思ったんです。
さらにいうと、真の宇宙は創造の根源である神々が存在し、なんでもできてしまう世界なのに、
なぜ真の宇宙は物質世界を必要とするのだろう?
今さらそんなこと聞く!?
と思うような疑問も湧いたり(笑)
でも、こういう当たり前の疑問って大事なんですよね!
シュタイナー宇宙論を通して真の自我に関して知識を広げているとき、上記の疑問に対してシュタイナーの下記教えでピーン!ときました。
宇宙は「私」という意識を確立し、その意識を携えて他存在と一体化し、宇宙全体を意識化できる存在として人間を進化させようとしている。
物質世界で宇宙的再生医療が行われている?
上記の言葉から、とあるイメージが湧いてきました。
結論からお話すると、まず真の宇宙が行っている「進化」は、この物質世界でたとえるなら、
再生医療
に似ていると思いました。
そしてこの物質世界は、「シャーレの中の世界」というふうに考えてみたんです。
私は研究者ではないので詳しくは語れませんが、現代医療ではシャーレなどの器具で幹細胞を培養し、それを再生医療に活用します。
幹細胞の培養は、人間の体内で行うのではなく、一旦人体から細胞を取りだして、シャーレなどに乗せて培養させます。
培養した幹細胞が望む状態まで育ったら、それを希望する臓器や器官に再生させて体内に移植します。
この「細胞を一旦取りだし、シャーレに乗せる」という行為が、神々の種子をプレアデス領域という物質世界に蒔く行為に似ていると思いました。
そして「培養させる」時間が太陽系の成長であったり、人間の各機能の進化・成長に該当。
さらに「培養した幹細胞を希望の臓器に再生させる」行為が、物質体・エーテル体・アストラル体・自我を「霊化」させることに該当。
そして再生させた臓器・器官を「体内に移植する(戻す)」という行為が、アセンション、タカヒマラの新陳代謝、新しい太陽系の誕生、真の宇宙の進化にな該当すると考えてみました。
人間は宇宙の幹細胞?
なので、人間という存在は
人間=宇宙の幹細胞
と考えました。
実際、バクテリアを使って下記のようなアートもあるみたいです。
左下なんて、どう見ても宇宙!!
たとえ話ではありますが、なくはない話だと思います。
シュタイナー宇宙論では、各宇宙紀において人間は各機能を付与されたとしています。
今日の話に照らし合わせてみると、再生医療が真の宇宙にとって「進化」であるならば、進化のためのプロジェクトがそれぞれの宇宙紀なのかもしれません。
みたいな感じでしょうか?
再生医療という行為は、人間が考えだしたものではなく、
再生医療はもともと、真の宇宙自身が行っている行為である。
だからこそ、その宇宙の智慧が人間に降りてきて、この物質世界で「再生医療」を生みだしたと考えました。
自我の付与を再生医療でたとえてみる
上記をイメージしながら、再度シュタイナーの教えを読んでみます。
宇宙は「私」という意識を確立し、その意識を携えて他存在と一体化し、宇宙全体を意識化できる存在として人間を進化させようとしている。
「”私”という意識を確立し…」は「自我」のことを指しています。
まず、真の宇宙は人間という宇宙の幹細胞に、「自我」というエッセンスを注入したと考えてみます。
「自我」というエッセンスは、それ単体だと「私は私である」という効力が強いです。
そのため、ある一定期間、自我性と宇宙の幹細胞(人間)を培養させる必要があると考えてみます。
ある一定期間が経つと、ようやくその自我性が人間とバランスよく反応しはじめます。
それがヌーソロジーでいう、あの2013年なのかもしれません。
その2013年を境に、自我性が霊的反応を起こしはじめ、宇宙の幹細胞である人間を、再生可能な霊的幹細胞へと変化させていきます。
この状態を迎えたら、「その意識を携えて他存在と一体化し…」とあるように、霊的幹細胞を「集めて」、宇宙が望んでいる霊的臓器・霊的知覚器官へ再生させていく。
このとき、真の意味において「私と他人は一つである」というようなワンネス状態になるのかな?と考えました。
その霊的臓器・霊的知覚器官を真の宇宙に移植して、宇宙が己自身を意識化できるようになる、そんなイメージです。
そうなると、宇宙はまだ己自身を完全に意識化できていないということにもなりますね。
だからこそ、真の宇宙は自分自身を意識化できるように、人間に自我を付与して、今それを地球紀というシャーレの中で育てているんだと考えました。
神(研究者)は実験結果を知っている?
よく、神という存在についてこういわれることがあります。
「神は意思し思考する存在である」
物質世界がシャーレの中の世界であるならば、神という研究者は、そのシャーレの中で起こることをあらかめ知っていることになります。
神は目的のために意思し思考し、結果はすべて知っている。
そして、シャーレの中だけ「時間」というもの発生し、培養・成長という過程をたどる。
うん、なんだかしっくりきますね!
進化できるのは全体の1/3?
人間も再生医療の幹細胞と同じように、ある一定数の希望した幹細胞が取れると、宇宙的には満足なのかもしれません。
よく。アセンションできるのは人類全体の1/3だといわれます。
ヌーソロジーでもオリオンへ行く者、プレアデスに戻される者、そしてスマルという虚無の世界に行ってしまう者もいるとの。
なぜ、全人類が進化という道を選べないのか?
その答えも、今日の再生医療というたとえ話だと、なんとなく理解できるような気がします。
なんともロマンチックの欠片もない話になってますが…(笑)
まとめ
今日は、これまでのシュタイナー宇宙論を再生医療にたとえてお話してみました。
みなさんそれぞれ、真の宇宙に対していろんなビジョンを持っているかと思います。
そのビジョンでご自身が納得されているのであれば、それでいいと思います。
私はひねくれ者なので、抽象的なビジョンがどうも苦手で(笑)
今日は再生医療というたとえを使いましたが、自分がそのシャーレの中で順調に育っていることを願うばかりです(笑)
次回はまたシュタイナー宇宙論に戻って、お話を進めていきたいと思います。
次回もお楽しみに♪
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