▶▶以下の記事はヌーソロジーシリウスコース(中級編)です◀◀
私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は観察子構造を、よりビジュアル化して、構造に物語性を持たせてみたいと思います。
人間存在は神の種子
意識進化で見た場合、人間はエゴまみれで私利私欲のために生き、宇宙とまったく調和が取れていないといった、マイナスなイメージばかりを感じます。
ヌーソロジーの中でも、「人間は転倒している」と表現され、すべてを他者視線の「幅」で捉えてしまっていると習います。
これはたしかに事実だと思います。
ただ、ここで重要なのは、それは人間の「意識」の話であって、人間存在そのものは、宇宙の「はじまり」でもあり「終わり」でもあります。
オリオンから蒔かれた種子は、プレアデスで芽を出し、これまで人間として成長してきて、ようやく新しい大地(シリウス)へ旅立とうとしています。
人間は神から見れば転倒しているかもしれませんが、その存在自体は何一つ欠陥はないと私は思っています。
「はじまり」と「終わり」が意味すること
人間存在が宇宙の「はじまり」と「終わり」なのであれば、このことからどんなことが想像できるでしょうか?
私の考えでは、人間が行っている行為それ自体が、宇宙を象徴していると考えています。
わかりやすいところでいえば、
ここに人間意識の「良い・悪い」が入ってくると、ちょっと面倒なことになるので、それは横に置いておきますね。
このように、生物学上?とでもいうのでしょうか、人間の行為それ自体は、宇宙の何かしらを象徴していると考えています。
観察子構造に人間を当てはめてみる
では、どのように人間が宇宙を象徴しているのか、私なりの考えをお話します。
ヌーソロジーで学ぶ観察子構造は、それだけを学ぶと、感性派の人にとっては、なかなかイメージが湧きづらいと思います。
なので、その観察子構造に人間それ自体を当てはめて思考してみます。
すると、面白い世界が見えてきます。
胎児で見る観察子構造
観察子構造の中で、ψ7~8、Ω7~8、Φ7~8は「元止揚」と呼ばれる領域です。
次元観察子における元止揚は、「胎児の意識」として、主客分離のない意識だといわれています。
この「胎児」をベースに、観察子構造に物語性を持たせてみると、面白い世界が見えてきました。
胎児でみる元止揚領域
脈性観察子まで含めてみた場合、人間は「ヒト」へと進化し、ヒトは「真実の人間」へと進化するといわれています。
その「進化」を「出生」として、胎児ベースで描いてみると、下記のようになりました。
まるで、「胎児の曼荼羅」のような世界観です。
宇宙は「自己と他者」の双子で成り立っているので、進化はかならず「自己と他者」を必要とします。
そのため、このような二者としての描写になっています。
ヒトの元止揚から見た場合
次元観察子の世界をピックアップして、詳細を見てみましょう。
「自己と他者」が元止揚領域を構成し、「精神のへその緒」とでも呼べるような、ψ9~14までの精神回路によって、ヒトの元止揚とつながっている、そんなイメージをしてみました。
ヒトの元止揚は、ある意味、ヒトの胎盤みたいなイメージになりますね。
各観察子を入れてみると、下記のようになります。
人間の生と死を含め、すべての活動が次のヒトの元止揚(胎児)を育むためにある、と考えることができるかなと思います。
人間の胎児が逆さまで生まれる理由(仮説)
上記図の中で、人間の胎児は頭が逆さまになっています。
これは、人間の胎児が頭から生まれてくることを表現しただけでなく、人間は神から見れば転倒しているので、このような描写にしました。
もしかしたら、人間の胎児が頭から生まれてくる理由は、宇宙的に見れば、神から転倒した人間を象徴しているのかもしれません。(仮説)
さらに面白いことは、胎児が母胎内で頭を逆さまにする時期が、妊娠8ヶ月(28週~31週)のころだそうで、元止揚の観察子ψ7~8の数字に合致している点が、たいへん興味深いです。
また、胎児が頭を下にして生まれてくる理由は、重力の関係だったり、頭が子宮の入り口付近にある方が、出産がスムーズにできることを赤ちゃんは知っているから、といったような理由があるようです。
出産がスムーズにいくという点では、その方が母子ともに安全だからということですが、もしかしたら、人間の転倒も宇宙的な視点で見た場合、それが安全だからそうなっているのかも…と思いました。
まとめ
私は普段から物事をあまりマイナスに捉えない性格なので、
人間が転倒しているのには、きっと理由があるはずだ!!
と考えるタイプなので、「転倒=安全」という発想に至っています(笑)
信じるか、信じないかは、あなた次第♪
今日のお話はあくまでも、私が観察子構造に物語性を持たせたものなので、真実かどうかはわかりません。
しかし、このように自分の感性を使って、観察子構造に物語性を持たせてみると、人間存在の裏に宇宙の知性や、宇宙全体の命の脈動を感じ取れると思います。
自分の中に宇宙を描く力を持つこと。
この力が真の宇宙を認識するときに、必要になる力だと思っています。
感性派のみなさんにとっては、楽しく想像力を発揮できる作業だと思いますので、ぜひやってみてくださいね♪
次回もお楽しみに♪
コメント