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【ψ9~10】対化の交差で生まれる思形と感性―元止揚にも対化がある

人間の意識発達9-10_2 ヌーソロジー
natan
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私の宇宙からこんにちは、natanです。

今日は、どのようにψ9~10が生まれるのか、構造の面から解説したいと思います。

この記事で学べること
  • ψ9~10は自己と他者の元止揚によって生みだされる
  • 自己と他者の元止揚は等化するとき、ねじれを持つ
  • 思形が元止揚の偶数側、感性が元止揚の奇数側をなぞる理由
  • 「他者存在なくして自己なし」の意味
記事を読むときの注意点

以下の解説は、本家ヌーソロジーの内容を私流に解釈したものです。本家ヌーソロジーの解説とは異なりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。

またψ9以上の観察子解説は、「潜在期における次元観察子」になりますので、空間認識ではなく、人間の意識発達というジャンルで解説をしています。

思形(ψ9)と感性(ψ10)の生まれ方

これまで、次元観察子ψ9以上は、下記のような旋回する魂として描像してきました。

魂領域全体像01

上記の図を見ると、元止揚と魂領域はまったく別物のように見えるかもしれませんが、じつはちゃんと元止揚とψ9~10にはつながりがあります。

ψ9~10は、元止揚の「等化」と「中和」として生まれています。

元止揚にも対化がある

対化の観察子同士は、「等化」をすることによって次元上昇します。

これまでお話してきた「等化」とは、ψ5~6領域を例にあげると、ψ5とψ6を等化してψ7に出ましたよね。

これと同じく、ψ9はψ7とψ8を等化したものかというと、じつはそうではないのです!

ψ9~10の領域は、自己と他者の元止揚によって生みだされる領域なのです。

つまり、

元止揚にも対化が存在しています。

それらを等化したものがψ9であり、中和したものがψ10となります。

対化の交差

そして、自己側から見たとき、他者側の元止揚は鏡のように「反転」しています。

自己と他者の間には、こういった鏡の構造があるため、

  • 自己の内面(ψ6)は、他者の外面*(ψ*5)
  • 自己の外面(ψ5)は、他者の内面*(ψ*6)

という構造を持つのです。

「*(スター)」は他者側を意味します。

ψ7-03

元止揚同士の交差

これら元止揚を「等化・中和」したのがψ9~10ですが、その領域はこれまでもお話しているように、ねじれを持っている領域です。

よって、元止揚からψ9~10に次元上昇するとき、自己と他者の元止揚が交差を起こします。

これをヌーソロジーでは

対化の交差

と呼んでいます。

イメージ的には、自己側の元止揚の上に、他者側の元止揚がかぶさってくる感じです。

対化の交差03

この交差によって生まれるのが、思形ψ9と感性ψ10です。

対化の交差04

この図を見ると、自己側のψ9は自己側元止揚の偶数側に、他者側元止揚の奇数側(精神)が作用していることが分かります。(ψ10はその反対)

対化の交差05
  • 精神=人間の外面
  • 付帯質=人間の内面

ケイブコンパスで見ると、下記のとおりです。

ケイブコンパス06

思形が偶数側、感性が奇数側の元止揚をなぞる理由

そして、元止揚の対化が交差することによって思形と感性が生まれるため、自己側においては、

  • 感性ψ10が元止揚の奇数側をなぞる
  • 思形ψ9が元止揚の偶数側をなぞる

という構図ができあがるのです。

対化の交差02

自己意識は他者によって生みだされている

構造だけを見ると、

へ~、そうなんだ…。

くらいにしか感じないと思いますが、この構造をよくよ~く考えてみると、思形と感性は人間の基本的な魂の働きを担っている部分ですよね?

この思形と感性は、お互いの元止揚の重なりによって生まれているものなので、じつは、

自己意識は他者存在によって生みだされている

という、驚きの結論が導きだされるのです!

結果的にこのψ9~10の領域は、自己そして他者の元止揚内のψ3~4(ψ*3~*4)へと影響します。

分かりやすく表現すると、ψ9~10(ψ*9~10)の領域は、自己と他者のψ3~4(ψ*3~4)の生成領域というイメージです。

これをヌーソロジー用語で「凝縮化」といいます。

凝縮化

凝縮化の詳しい解説は、後日お話したいと思います。

natan
natan

ψ3~4の領域は、空間認識において、何が行われている領域だったでしょうか?

そうですね、主体の意識、そして自我意識形成の領域でしたね。

人間の内面と外面02

こういった魂の構造があるからこそ、ψ3~4領域で自己意識が生まれるのです。

自己の意識は、自分自身が生みだしているものではないのです。

他者存在によって生みだされているのです。

なので…、

他者存在なくして自己なし!

です。

まとめ

今日のお話は、元止揚内での「対化→等化」という構造を、しっかり理解していないと難しいかもしれません。

さらに、魂領域はねじれにねじれまくっているので、頭も一緒にねじれちゃうかもしれません…。

今日の内容はすべて理解できなくて大丈夫ですので、これだけ覚えていただければ嬉しいです↓

  • 思形ψ9が元止揚の偶数側をなぞる
  • 感性ψ10が元止揚の奇数側をなぞる

次回は、この思形と感性が空間認識において、どのように人間の意識に働きかけを行っているのかについてお話したいと思います。

次回もお楽しみに♪

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