私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、思形ψ9が持つ空間(領域)の特徴についてお話したいと思います。
情報空間としての思形
思形の領域は、
情報空間
として私は捉えています。
本家ヌーソロジーでは、「情報空間」という表現は使わないかもしれません。
本家では、「概念空間」と表現するかと思います。
情報空間とは、下記のような空間(領域)です。
簡単に言えば、
こういったもののことを指します。
キャラクター、映画、小説、マンガ、数学、哲学、言語…etc。
これらはすべて、情報空間に存在しているといわれています。
私たちは物質空間に住んでいるようでいて、一日のほとんどは情報空間に住んでいるようです。
今、この記事を読んでいるこの瞬間も、意識は情報空間にあります。
スマホを触って、イスに座ってこの記事を読んでいると思いますが、そういった感覚はあまり意識に上がらないですよね。
そのかわり、今は文字が表現する世界の方に集中し、そこにリアリティーを感じていると思います。
情報空間は過去の体験から作られる
なぜ情報に対してリアリティーを感じるかというと、感性が発達した後に思形が発達しますが、情報空間も同じです。
情報空間は過去の体験から作られます。
明日、仕事で大事なプレゼンがあると思うと、お腹が痛くなる。
「梅干し」と想像するだけで、口の中に唾液が出てくるetc。
過去に経験したことが情報空間に蓄積され、それが感性ψ10に受けわたされることで、記憶が呼びおこされる。
それによって、心と体に変化が起こります。
本当はただの情報、推測でしかないものが、あたかも物理空間にあるように感じてしまいます。
私たちは、情報と物理的なものを混在させて世界を捉えている、ということになります。
自己と他者の共有領域としての思形
上記のお話は、脳科学的な視点からの解説ですが、思形の力はそれだけではありません。
これまでもお話してきたように、思形は空間に対しても私たちの意識を制御、コントロールしています。
他者が見ている世界を、あたかも自分自身も同じく見ているかのように意識に取り込みます。
思形はψ9という奇数観察子を持ちます。
奇数観察子は、自己と他者の「一体感」「共有」という特徴を持つ観察子です。
つまり、自分がつねにアクセスしている情報空間という領域は、他者とも共有されている領域といえると思います。
感性が自己の心の中、プライベート空間だとすると、思形という領域は
自己と他者の共有領域
という感じだと思われます。
空間に、幻想の奥行きを与えていることも、本当は推測でしかないのです。
ですが、私たちは空間に対する情報を共有し、それが身体レベルで感じられることで、幻想の奥行きは、リアリティーを持って立ちあらわれています。
そういった事実を知らない、思形が無意識に働いている、この今の現状が潜在化している思形の姿だと思います。
情報空間は物質空間と重なっている
思形は、物質空間の上にフタをするように存在しています。
思形が物質空間を上位から制御している、と見ることもできますね。
世界を、幻想の奥行きを持って、リアリティーあふれる形で私たちは見ているため、
情報(概念)空間は物質空間と重なっている
ともいえます。
それと合わせて、私たちは目に見えない「法律」という情報によっても行動を規制しています。
法律によって私たちは、車がほとんど走っていないのに、赤信号で車を停車させます。
そういった視点から考えてみても、情報空間と物質空間は重なって存在しているといえるでしょう。
まとめ
今後は、思形(情報空間)と物質空間をしっかり区別して思考していくことが大切になりますが、思形と物質空間の違いは下記のとおりです。
空間を正しく思考する際も、
それは物理的に存在しているか?
推測ではないのか?
といったように、意識的に目の前の空間を疑ってみる、という姿勢が重要だと思います。
人間関係で悩んでいるときもそうですね。
情報だけで頭を悩ませていないか?
情報空間に意識をつねに置いておくと、体も疲弊してきます。
ときどき物質空間に目を向けて、しっかり現実を見てみてください。
こういった些細な行為から、じょじょに思形と物質空間の差異に気づいていくと思います。
次回もお楽しみに♪
コメント