▶▶以下の記事はヌーソロジーシリウスコース(中級編)です◀◀
私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、半田さんがよくおっしゃる「付帯質の内面への侵入」について、私なりに解説してみたいと思います。
元止揚は水晶玉に似ている
まずはじめに、私はつねづね、元止揚領域は「水晶玉」に似ていると思っていました。
占い師が水晶玉に映しだして、「あなたの運勢は~」と占いますよね。
それと似たような形で、魂領域ψ9以上が動くことによって、元止揚内は7の倍数でなぞられていきます。
一人の人生のすべてを映しだしていく元止揚領域は、水晶玉に似ているというのが、私の個人的な感想です。
なので、そのイメージで再度元止揚をデザインしてみたら、下記のようなイメージになりました。
人間の元止揚には、「裏と表」「自己と他者」の構造があるので、リライトして上記のような描写になっています。
ここに、人生のすべてが映しだされるイメージです。
付帯質の内面への侵入とは?
半田さんはよくこうおっしゃいます。
付帯質の内面へ侵入する!
この言葉の意味が、私にはサッパリわかりませんでした。
しかし、「元止揚は水晶玉に似ているなぁ…」と思考したり、半田さんのツイートを読んだり、ネット検索していたら、ある日ピーン!ときたのです。
付帯質の内面とは感性より深いところにある〈超感性的な統一〉 が働く場所のことであり、ここにカタチの意味がある。それは悟性や感性によって決してつかむことはできず、持続空間を図式化できる能力を持つ形質によってのみ可能ということだ。そして、それがスピノル(電子)の存在論的意味でもある。
半田広宣 (@kohsen)
時空の反転認識によって外に絶対的中心を見い出す——これは、ヌーソロジーの文脈では光速度状態に入ることと同じ意味を待っています。「いつでも今、どこでもここ」状態ですね。光速度では時間も空間も無限小にまで縮むとされています。これが「付帯質の内面」への侵入の意味になります。
半田広宣 (@kohsen)
半田さんのツイートと、私の実体験を照らし合わせて、さらに深く思考してみると、上記の言葉の意味が少しずつわかってきました。
人間の元止揚の変化
人間型ゲシュタルトの意識の場合
まず、人間型ゲシュタルトは受動的な意識を持っているので、無意識の中で、まずは元止揚(他者側)が魂によってなぞられ、射影されていきます。
きっと、そのときの元止揚は、真っ黒な球体のようなイメージだと思いました。
たぶん、ススをかぶってる状態に似ているかもしれません。
私の場合
そして私の場合は、以前もお話しましたが、能動的に性質ψ12後半から下っていき、感性ψ10の領域で幼少期の記憶と向き合って、自己内観や内省、心の問題解決を図ってきました。
私にとって、この幼少期の記憶と向き合う行為は、ある意味「タイムスリップ」と同じ現象だと考えています。
タイムスリップは光速度で進むことによって可能になるようなので、「光」である自分自身が、無限大の光速度をもって意識を向けた先が持続空間だったと考えると、半田さんがおっしゃる、
光速度で時間も空間も無限小に縮む、これが「付帯質の内面」の侵入の意味。
の言葉が何となくわかるような気がします。
そして、これまで認識されてこなかった真っ黒な元止揚が、もしかしたら私が行ってきた意識の使い方で、元止揚表面のススを払い、心を磨いて、光が当たることで、元止揚内が目を覚ました?観察子が動きだした?のかもしれないと考えました。
インスタグラムで人気の水晶玉
そして、ここからが面白いところなんですが、今、インスタグラムで流行している「#水晶玉」をみなさんはご存知ですか?
水晶でなくても、ガラス球でも、ビー玉でもなんでも構いませんが、透明なガラスの球体を用いると、世界が反転して映しだされるという撮影技法があり、SNSですごく人気があるようです。
この撮影技法を知って、私の中で大きなガッテン!が起こりました。
元止揚に光が当たると起こること
つまり、これまで認識もされてこなかった自分の元止揚に、「光」である私が意識を向けることによって、水晶玉のような性質を持った元止揚の中に、世界が映しだされてくるのではと考えました。
その世界は、人間が見ている世界とは上下逆さまの世界です。
いいえ、私たち人間の方が転倒しているので、元止揚という水晶玉に映しだされた世界の方が、正しい向きだと思います。
そして、半田さんがおっしゃる「付帯質の内面への侵入」とは、この元止揚内に映しだされた世界の「中」に入っていくことだと思ったんです。
それは言い換えると、「イデアへの侵入」です。
人間意識が受動的に活動する次元観察子ψの世界から脱するためには、意識を能動的に動かす必要があります。
その働きを担うのは、魂領域ψ9以上(Ω3以上)なので、それは結果的に、イデア世界は大系観察子Ωの世界からはじまると考えることができます。
そして、水晶玉のような元止揚内に入っていくことをイラストで整理してみたところ、下記のようになりました。
ヌーソロジーの次元上昇の考え方は、「直交=次元上昇」です。
元止揚内に映しだされた世界への侵入は、次元観察子と直交する形になるので、その世界は一つ上の次元である、大系観察子Ωの世界と考えていいかなと思います。
ですので、「付帯質の内面への侵入」とは、元止揚内に上下反転して映しだされた世界への侵入ということだと、私は考えました。
今から起こってくることは物の内部と外部の仕切り直し。光本来の意思として内部への侵入を果たしていくか、光の孤児としてそのまま外部に居残るか。もちろん選択は自由。存在はそのような変動期を迎えている。
半田広宣 (@kohsen)
まとめ
このように水晶玉を使った撮影技法を通して考えみると、付帯質の内面へ侵入するためには、まず大前提として、
自分の元止揚に光を当てること。
これがもっとも重要だと感じました。
元止揚には、自分のこれまでの人生の記憶や体験がすべて映しだされています。
なので、心理学をベースにヌーソロジーを構築している私としては、自分の人生をふり返ることは、これからの人生をより良いものにするだけでなく、元止揚に光を当てて、変換人として付帯質の内面へ入っていくための準備にもなると考えます。
今の元止揚は、ススをがぶって、光も通さない状態になっていると考えます。
なので私は、心の問題解決を図る行為は、ススをかぶった元止揚をキレイに磨いていく作業だと考えています。
私たちは「光」です。
このことを忘れずに、自分の元止揚に光を当てつづけてください。
元止揚の意味がわからない方は、「心」と言い換えてもいいですよ。
丸い心です。
心を磨き、見つづけてください。
元止揚に自らの光を当てよ。
さすれば、イデアへの道が開かれるだろう。
次回もお楽しみに♪
いや~、ヌーソロジーが物理学を用いる理由がようやくわかりました(笑)
おそっ!!(笑)
ヌーソロジー学習にオススメ♪私も持ってます♪
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