私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日はψ7~8領域で重要な働きをする、「位置の変換」と「位置の転換」についてお話したいと思います。
意識を流動させるψ7とψ8
ヌーソロジーでは、ψ7とψ8を下記のようによびます。
じつは、この「ψ7:位置の変換」と「ψ8:位置の転換」には、意識を流動させるための重要な作用が働いています。
構造におけるψ7とψ8の違い
まず復習になりますが、ψ7とは、主体同士が背中合わせで存在している領域です。
ψ7~8の領域は「複数の人の外部空間」なので、複数人で表現すると下記のようになります。
これがψ8です。
ψ7とはいわゆる「集合的主体」の領域であり、ψ8は「集合的客体」の領域として考えていただくと、わかりやすいかと思います。
「位置の変換」と「位置の転換」の詳細
このψ7~8と同じ領域で、「位置の変換」と「位置の転換」という作用が働いています。
それら作用の働きとは、プレアデス領域において、意識が下次元から上次元↑へ向かう意識と、上次元から下次元↓へと向かう意識が、互いに交差を起こす場所に存在する作用のことです。
意識の上昇気流と下降気流
まず、この「位置の変換」と「位置の転換」をこう言い換えてみます。
意識の上昇気流と下降気流
上昇気流が「位置の変換」、下降気流が「位置の転換」だと思ってみてください。
ψ7には上昇気流が発生していて、ψ8では下降気流が発生しているイメージです。
「位置の変換」と「位置の転換」の特徴
ψ7の「位置の変換」の特徴は、プレアデスの上次元である、
次元観察子ψ9~10以上へ意識を向かわせる作用
が働いています。
そして、ψ8の「位置の転換」の特徴は、プレアデスの下次元である、
次元観察子ψ1~2、ψ3~4へ意識を向かわせる作用
が働いています。
「位置の変換」は、ψ7以上に存在する「広域な集団意識」の領域へ、意識を向かわせる作用が働いています。
逆に、「位置の転換」は、「個体」としての意識を持たせる作用があります。
意識をふり分ける作用
私たちは日頃、チームで動くときは、みんなと心を一つにしますよね。
その意識を作りだしている、働かせているのが「位置の変換」作用だとイメージすれば、わかりやすいかもしれません。
たとえば、私たちヌーシストは、変換人を目指してヌースレクチャーなどに参加して、日々ヌーソロジーを学んでいます。
そのとき、みんなで「変換人になるぞ!」と一致団結している状態を「位置の変換」だとします。
集団意識を持っているので、意識領域は拡張しています。
そしてヌースレクチャーを開催している中で、半田さんが、
早く次の休憩に入らないかな、早くタバコ吸いたいな…。
なんて、個の意識を働かせている状態が「位置の転換」だとイメージしてみてください(笑)
「位置の変換」のとき、意識が拡張したのとは違って、個体に意識が収縮していますよね。
それが「位置の転換」の作用といったイメージです。
位置の変換と転換に「良い・悪い」というものはなく、ψ7~8の領域にこういった力の作用が働いているからこそ、私たちの意識はψ7~8領域を起点にして、いつも意識を上次元へ向かわせたり、下次元へ向かわせたりと、意識を流動させる事ができるのです。
私たちは自分の意志で意識を流動させていると思っていますが、じつはその裏では、ポンプのようにこういった作用が密かに動いているようです。
またこの作用は最終構成時、次元の交替化の際も働くみたいです。
進化する人間と、進化を見送る人間の振り分け作業を行うんだと思います。
このように「位置の変換」と「位置の転換」は
意識を振り分けする作用がある
ということになります。
自分軸ψ5の重要性
つねに意識は流動させられているので、かならずしも集団意識だけを持つことが崇高なことではなく、なによりも大事なのは、しっかりと自己意識、つまり、
自分軸であるψ5を見つけること
だと考えます。
書籍『2013:シリウス革命』にも、このように書かれています。
宗教や精神世界では、自分の実生活を顧みることなく、精神的修養や布教活動に埋没していく人たちをたまに見かける。
普遍的価値や理想を高く掲げ、人生を全うしていこうとする姿勢はとても有意義なものかもしれないが、オコツトが示唆してきたタカヒマラの構造を見るかぎり、次元観察子ψ5(自己)の確立なしに、それ以上の次元へ進むことはあまりいい結果をもたらすとは思えない。
ψ5の確立とはψ3とψ4の等化、さらにはψ1~ψ2とψ3~ψ4の等化によって生まれるが、これらは簡単にいえば、自分の考えていることをはっきりと言葉にしたり、自分のビジョンをしっかりと現実の中へ転化させていくことを意味する。
誰でも自分自身の創造性や行動に自信を持っていれば、優越感や劣等感を持って他者を攻撃したり、批判する理由はなくなる。
ほとんどの攻撃や批判は前節でも見た通り、反映側、つまり他者への依存が作り出すものなのである。
とりあえずは、徹底して個体化していくこと――これが悪の発生を防ぐ最も理想的な態度だと言えるだろう。
ちなみに、ここでいう個体化というのは自己の自立のことであって、単なる「わがまま」のことではないので、くれぐれも勘違いのないようにしてほしい。
(中略)
これらのことから、ψ5の確立がないところでのψ6以上の意識次元と関係を持つ行為は十分に気をつけなければならない。
※ψ6以上の意識次元と関係を持つ行為(ボランティア、宗教の布教活動、社会的な思想運動などが挙げられる)
2013:シリウス革命 第5章 宇宙的トランスジェンダー
▼ 参考文献 ▼
まとめ
これまでψ7~8の領域について解説してきましたが、そこには意識の上昇気流と下降気流が働いているため、無自覚のうちに周囲に流されてしまうという状況が出てきます。
だからこそ、ψ5確立を目指すことが大切であり、それにはψ1~2、ψ3~4と順番に進んでいくことが重要です。
等化は下次元からしか生まれない。
ψ5がしっかり見い出せれば、どんなに意識が流動しても、また自分の位置に戻ってこられますからね。
ぜひ、「位置の変換」と「位置の転換」を覚えてくださいね。
次回もお楽しみに♪
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