私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、人類全体が持っている魂バランスの問題点について、私なりの考えをお話したいと思います。
現代人の魂の問題点
現代人の魂は、まだまだバランスが整っていない状態にあると私は考えています。
未熟な魂があるがゆえに、四つの魂の足場がバランスを崩して、魂同士がくっついていること、さらには、人それぞれ特定の魂の働きを上手く扱えないでいる、という課題があるように思います。
とくに人類全体の視点から考察すると、下記領域の働きが弱まっていると考えています。
定質ψ11前半、性質ψ12前半、そして感性ψ10の領域です。
真ん中がすっぽり抜け落ちてしまっている、そんな印象です。
(潜在的に存在している感じでもあると考えます。)
また、魂それぞれは連携し、互いに成長し合う性質があるようなので、魂は双方向に行き来できるのが理想的だと考えます。
しかし、人によっては一方通行の場合もあるように思います。
魂バランスを保つ軸の必要性
以前、人間の元止揚領域における意識顕在化についてお話した際に、
自分軸(ψ5)が大事だよ!
と何度もお伝えしました。
その理由は、軸を定めることで、上下観察子領域であるψ3~4、ψ7~8の領域と調和を保つことができると考えているからです。
ときには他者軸(ψ6)へ傾くことも問題ではありません。
意識の流動性はバランスが大事なので、どちらに向かっても、最後には軸に戻ってこられるような意識を持つことが大切だと考えます。
そういった意味で、元止揚内ではψ5~6というちょうど中間地点にあたる領域は、元止揚内の意識活動を支えるとても大事な領域だと考えます。
この元止揚領域内の意識を制御している、大元の魂領域にも同じことがいえると考えます。
人間の魂領域も、魂全体のバランスを取るために軸が必要です。
その軸の領域が、定質ψ11前半、性質ψ12前半だと私は考えています。
その軸が潜在化してしまっているのが、今の人類の魂だと考えています。
そのため、魂自体がそうなのであれば、同時に元止揚内でも自分軸を見つけられない、というのが現状だと思います。
魂においてもこの軸が出来上がることによって、魂の上下観察子領域(定質・性質後半、思形と感性)の調和を保つことができると考えます。
私なりの改善提案
性質ψ11前半について
その中で、定質ψ11の理性について、私なりの改善提案をお話します。
普段の生活において、
小さなことからコツコツとはじめれば、次第に力はついていきます。
また、ヌーソロジーを学び、積極的に自分なりに思考してみることもオススメです。
ヌーソロジーの学習は、定質側をバランスよく働かせるよいツールとなるはずです。
性質ψ12前半・感性ψ10について
偶数系観察子の克服は人類最大の課題
では、性質ψ12前半と感性ψ10は、どのようにバランスを取ればいいかというと、じつはこれが人類最大の課題だと私は思うのです。
なぜなら、私たちは偶数系観察子を先手に持ち、受動的に生かされているからです。
奇数側の魂は能動的に思考すれば、それなりの結果は得られると思うのです。(得意不得意はある)
しかし、偶数側は違う…。
低次自我は偶数側の働きを受動的に受けとることはできますが、能動的にコントロールしようものなら、ものすごい拒絶反応を起こします。
低次自我の特徴として、外側に答えを求めるからです。
自分の内側に問題があるとは思わないからです。
インナーチャイルドに着目をする
私自身が心の問題を抱え、自己内省をはじめるとともに心理学を学び、自分の心の問題解決を図ってきた経験があるため、性質や感性の改善提案は心理学的な観点からのお話になります。
問題に直面し、ものすごく激しい感情を感じているのに、鏡の意識ゆえに自分自身を省みることができない低次自我。
しかし、そこで噴出している感情は、深いふか~いところに葬り去られた感性ψ10からの嘆きの声だと考えます。
それが、インナーチャイルドです。
人間の意識発達は、この感性ψ10からはじまりました。
人間の性格となるエニアグラムが決まる0~7歳の時期に、感性ψ10は元止揚内をなぞっていきます。
その感性ψ10からの嘆きの声が、ψ12前半→ψ12後半へと上がっていき、受動的な快・不快、共感・反感を生みだしていると考えます。
ですので、この領域は心の世界でもあるため、心理学を学んだり、カウンセリングを受けて改善を図っていくことが重要だと考えます。
津留晃一さんについて
私は心理学の教えを参考に、心の問題解決を図っていきましたが、その中で私がメインで行っていたものが、津留晃一さんが提唱する「感情のエネルギー浄化」でした。
そして、この津留さんの感情のエネルギー浄化が、ψ12後半をコントロールし、浄化が終わると自己意識(ψ12前半)に自然と立ち返り、自分を内省することができる(感性ψ10)という流れを持っているのです。
ヌーソロジーを学んできて、ようやく知ることができました。
ヌーソロジーは、外側から定質側を満たす働きを持ちます。
そして、内側から性質側を満たせるのが、津留晃一さんの感情のエネルギー浄化、そして自己内観、自己受容。
ヌーソロジー的に表現すると、津留晃一さんの教えは性質ψ12、そして感性ψ10を能動的にコントロールするものだった、ということに気づきました。
津留晃一さんも生前はヌーソロジーを学ばれていたそうですが、ここにきて、見事に津留さんのワークがヌーソロジーの構造で見える化できたことに、私はとても感動し、さらには自分がやってきたことが間違っていなかったことに、とても嬉しさを感じました。
まとめ
ただ、意識顕在化や変換人へと進化するという視点で考えた場合、感情のエネルギー浄化や自己内観、自己受容と連動して、ヌーソロジーなどの教えを積極的に学び、自分なりに思考することが大切だと考えます。
定質と性質、どちらもバランスよく整えないといけないので。
魂全体のバランスが整ったとき、変換人としての意識が目を覚ます。
私はそう考えます。
私の意識に変化が起こった理由は、もしかしたら魂がバランスを取れたからなのかもしれません。
みなさんは、ご自分が不得意だと思う領域はありますか?
まずは自分の不得意な分野を探して、そこをどう克服するか考え、実践してみてください。
完璧に攻略する必要はないと思っています。
魂のバランスを取る努力、姿勢、その意識の使い方が大切だと思うからです。
ぜひ参考にしてみてください♪
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