私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、思形と感性を学ぶ上で重要となる「知覚」についてのお話です。
以前もお話しましたが、知覚は魂と肉体自我をダイレクトに接続する働きを持ちます。
ですので、知覚を学ぶことは魂の働きを学ぶことと同意だと考えられます。
ただしここで学ぶ魂の働きは、潜在期の次元観察子における魂を学ぶ形になります。
今日のお話は、当たり前といえば当たり前の話に聞こえるかもしれませんが、まずはしっかりと知覚について学んでいきましょう。
▼ 参考書籍 ▼
知覚とは
知覚とは、
刺激に対して意味づけを行う過程のこと
をいいます。
人間(動物も含む)は、外在世界からの刺激を受けとり、それに基づいて行動しています。
感じとった刺激に、意味づけをするまでの過程を「知覚」とよびます。
たとえば、熱いものに触ったとき、皮膚が刺激を受けとります。
その刺激に対して、「熱い」という意味づけを行うまでの過程のことを「知覚」といいます。
最初に感覚が働き、知覚へと至ります。(感覚→知覚)
知覚とは、感覚情報を「熱い」「重い」「固い」などという自覚的な体験として再構成して処理する働きのことです。
感覚の種類
感覚と聞くと、一般的には「五感」をイメージすると思います。
しかし、五感以外にも感覚というものが存在しています。
現代医学では、感覚は脳で処理されているといいます。
しかし、ヌーソロジーやシュタイナー思想を学ぶと、どうやらこの働きは脳ではなく、魂が行っているということになるみたいです。
知覚と肉体
そして、この知覚において「自覚的な体験として再構成して処理する」という部分がとても重要だなと思うのです。
これまでもシュタイナー思想で、「自我意識を生みだすためには肉体が必要である」とお話してきました。
さらに、シュタイナーの魂の解説で、知覚を通して個人の印象が魂に刻印されると学んできました。
シュタイナーの話も現代の学問の、共通した内容で知覚というものを捉えているようですね。
十二感覚論
そして今後のヌーソロジー学習では、知覚をシュタイナーの「十二感覚論」をベースにして、下記のようにグループ分けをして学んでいきます。
下位感覚
下位感覚は、感性ψ10の発達と関わる感覚です。
中位感覚
中位感覚は、思形ψ9の発達に関わる感覚です。
上位感覚
上位感覚は、性質ψ12~定質ψ11で発達する感覚だと思われます。(保留)
まとめ
私たちは空間を3次元空間として一括に捉えていますが、感覚に対しても同じだと思います。
しかし、各感覚も空間と同じように、それぞれ次元階層が異なります。
思形と感性では、
をそれぞれ次元階層ごとに学んでいく形になります。
次回は偶数先手で、感性ψ10のお話に入っていきたいと思います。
次回もお楽しみに♪
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