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【ψ9~10】知覚と感覚について―十二感覚論/感覚も次元階層が異なる

人間の意識発達9-10_3 ヌーソロジー
natan
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私の宇宙からこんにちは、natanです。

今日は、思形と感性を学ぶ上で重要となる「知覚」についてのお話です。

以前もお話しましたが、知覚は魂と肉体自我をダイレクトに接続する働きを持ちます。

元止揚_修正2

ですので、知覚を学ぶことは魂の働きを学ぶことと同意だと考えられます。

ただしここで学ぶ魂の働きは、潜在期の次元観察子における魂を学ぶ形になります。

顕在化すると、魂の働きは変わってくると考えます。

今日のお話は、当たり前といえば当たり前の話に聞こえるかもしれませんが、まずはしっかりと知覚について学んでいきましょう。

▼ 参考書籍 ▼

この記事で学べること
  • 知覚は刺激に意味づけを行う過程のこと
  • 「感覚」は五感以外にも種類がある
  • 各感覚は次元が異なる
記事を読むときの注意点

以下の解説は、本家ヌーソロジーの内容を私流に解釈したものです。本家ヌーソロジーの解説とは異なりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。

またψ9以上の観察子解説は、「潜在期における次元観察子」になりますので、空間認識ではなく、人間の意識発達というジャンルで解説をしています。

知覚とは

知覚とは、

刺激に対して意味づけを行う過程のこと

をいいます。

人間(動物も含む)は、外在世界からの刺激を受けとり、それに基づいて行動しています。

感じとった刺激に、意味づけをするまでの過程を「知覚」とよびます。

たとえば、熱いものに触ったとき、皮膚が刺激を受けとります。

その刺激に対して、「熱い」という意味づけを行うまでの過程のことを「知覚」といいます。

知覚02

最初に感覚が働き、知覚へと至ります。(感覚→知覚)

知覚とは、感覚情報を「熱い」「重い」「固い」などという自覚的な体験として再構成して処理する働きのことです。

感覚の種類

感覚と聞くと、一般的には「五感」をイメージすると思います。

しかし、五感以外にも感覚というものが存在しています。

  1. 五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)
  2. 運動感覚(身体の運動についての感覚)
  3. 平衡感覚(バランス感覚)
  4. 内臓感覚(臓器の状態にともなう感覚)

現代医学では、感覚は脳で処理されているといいます。

しかし、ヌーソロジーやシュタイナー思想を学ぶと、どうやらこの働きは脳ではなく、魂が行っているということになるみたいです。

知覚と肉体

そして、この知覚において「自覚的な体験として再構成して処理する」という部分がとても重要だなと思うのです。

これまでもシュタイナー思想で、「自我意識を生みだすためには肉体が必要である」とお話してきました。

さらに、シュタイナーの魂の解説で、知覚を通して個人の印象が魂に刻印されると学んできました。

シュタイナーの話も現代の学問の、共通した内容で知覚というものを捉えているようですね。

元止揚_修正2

十二感覚論

そして今後のヌーソロジー学習では、知覚をシュタイナーの「十二感覚論」をベースにして、下記のようにグループ分けをして学んでいきます。

シュタイナーの十二感覚論の内容とヌーソロジーは、少しグループ分けが異なっているようです。ここではヌーソロジーベースでお話を進めます。

下位感覚

下位感覚は、感性ψ10の発達と関わる感覚です。

下位感覚
  • 物質界(時空)における身体=自己であることを知覚する感覚
  • 肉体感覚
  • 触覚/生命感覚/運動感覚/平衡感覚
  • 0~7歳に育つ感覚
下位感覚
感性

中位感覚

中位感覚は、思形ψ9の発達に関わる感覚です。

  • 物質界(時空)において外界を知覚する感覚
  • 体外感覚
  • 感情の感覚ともよばれる
  • 嗅覚/味覚/視覚/熱感覚
  • 7~14歳に育つ感覚
中位感覚
思形

上位感覚

上位感覚は、性質ψ12~定質ψ11で発達する感覚だと思われます。(保留)

  • 物質的な外界の感覚内容の意味を認識する感覚
  • 社会的、精神的な感覚ともよばれる
  • 聴覚/言語感覚/思考感覚/自我感覚
  • 他者を知覚する感覚
  • 14~21歳に育つ
上位感覚

まとめ

私たちは空間を3次元空間として一括に捉えていますが、感覚に対しても同じだと思います。

しかし、各感覚も空間と同じように、それぞれ次元階層が異なります。

思形と感性では、

  • 感性=下位感覚
  • 思形=中位感覚

をそれぞれ次元階層ごとに学んでいく形になります。

次回は偶数先手で、感性ψ10のお話に入っていきたいと思います。

次回もお楽しみに♪

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