私の宇宙からこんにちは、natanです。
今日は、ψ9~14までの高次領域をケイブコンパスではどのように表されるのか、詳しくみていきたいと思います。
前回は、どうやって定質と性質が生まれるかについてお話しました。
定質と性質を学ぶときは、自己と他者の精神がどう絡み合って、相互に関係しているかを詳細に見ていく必要があります。
構造からいろんなことが読みとれるからです。
ですが、その構造を読み解くにはやはり、ケイブコンパスを読めるようになることが大事だなと思います。
ですので、今日は構造を読みとれるようになるために、ケイブコンパスの見方と、ねじれ構造の詳細についてお話したいと思います。
難しく感じるかもしれませんが、ヌーソロジーにとっては大事なお話になりますので、頑張ってついてきてください!
元止揚内の見方
まず、ψ1~8までの元止揚領域をケイブコンパスで表現すると、下記のようになります。
対化が等化されていくことで、観察子は大きくなっていきます。
その意味で、上位にいくほど矢印が長くなっていきます。
そして、偶数側と奇数側の空間は「反転(鏡像)」関係になっているので、コンパス上でも反転した形で表現されています。
元止揚内部のケイブコンパスの見方については、下記記事をご一読ください。
思形と感性の見方
真上から見た場合
次に、思形と感性はこのように表現されます。
思形と感性は対化の交差によって生まれるため、ここで最初のねじれが誕生します。
その交差によって思形ψ9が元止揚の偶数側を制御し、感性ψ10が奇数側を制御するように働きます。
思形と感性はそれぞれ元止揚内をなぞっていくことで、内在世界と外在世界を認識する意識が生まれます。
その「なぞる」という動きは、魂の旋回運動によって起こるので、ケイブコンパスではグラデーションとして表現されているとイメージしてみてください。
思形と感性はともに反復するので、元止揚の上をグルグルと旋回しているとイメージしてみてください。
真横から見た場合
ψ9以上の観察子は対化の交差が起こり、とても複雑になっている領域です。
真上からの表記だと表現も難しいので、ここからケイブコンパスを横に倒すという形に変わります。
ケイブコンパスを横から見ると、上位観察子がどの下位観察子を観察、制御、担当しているのかがひと目で理解できます。
ケイブコンパスは自己だけでなく、鏡像として他者の分も存在しています。
横倒しのケイブコンパスでみる思形と感性は、下記の通りです。
上記が下記のようになります。
定質と性質の見方
前回お話しましたが、上記状態からさらに自己と他者の思形と感性が交差することによって、定質と性質が生まれます。
自己側のケイブコンパスはこちら↓
この図を見てもらうと分かるように、「性質ψ12後半は他者側の感性ψ*10でもある」と見てとれます。
これは精神構造なので、自己意識の形成で見てみると、この領域は、他者の世界の感じ方をも自己が感じ取ろうと触手を伸ばしている状態としてイメージするとよいでしょう。
死の次元の見方
死の次元であるψ13~14は、下記の通りです。
まとめ
このように、ケイブコンパスを用いることで、自己意識の形成には、裏で他者の精神構造が関わっているということが、ひと目で分かるようになっています。
自我意識からではどうしても「自分の意識は自分で作ってる」と思ってしまうのですが、精神構造では、自己と他者がねじれるように絡み合って意識が生まれているんです。
なので、「他者存在なくして自己なし」と言われるのだと思います。
ケイブコンパスの見方は少し難しいと思いますので、よくわからない場合は、下記図はケイブコンパスを参考にして考案したものなので、下記図で慣れていっていただいてもいいかなと思います。
それでは次回もお楽しみに♪
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