私の宇宙からこんにちは、natanです。
これまでψ7~8までの空間について学んできました。
その中で、少しあやふやに感じる「偶数系観察子」について整理してみたいと思います。
ノス先手の意識
以前もお話しましたが、私たちの意識はノスが先手になっています。
よって、偶数系観察子の意識の方が顕在化していて、奇数系観察子の意識は無意識化しています。
そのため、本家ヌーソロジーでは、人間意識の観察子を逆にして表現します。
さらに、今回は分かりやすく、奇数系観察子が潜在化(無意識化)しているので、あえて色を薄くしてみました。
では、この転倒した状態で、再度偶数系観察子を整理していきたいと思います。
ノス先手意識の詳細
ψ2~1
ψ4~3
ψ6~5
ψ8~7
ψ8:位置の転換
これまでψ1~ψ2から順番に観察子を学んできましたが、これらをまとめると…
今の私たちは、後ろ向きの意識を持つψ8の状態であり、そこには「位置の転換」作用が働いているため、ψ2~1、ψ4~3まで意識を降下させ、鏡の意識である自我意識を強固に持っている、という状態です。
以上が、現在の私たち人間の意識状態です。
意識顕在化後の観察子の序列
そして、ヌーソロジーを通して正しい空間認識を習得していくと、今まで無意識化してきた奇数系観察子の意識が、ハッキリと自分の意識の中に浮上してきます。
私個人の体感ではありますが、奇数系の意識が顕在化したからといっても、相変わらず自我から世界を見ています。
ただ、奇数系の空間をしっかり理解した上で、自我を通して世界を見ているので、見える世界は同じでも、世界のとらえ方はまったく変わってしまいます。
奇数系の空間をしっかり体感的にも理解した上で、自我を通して世界を見る。
この意識状態になってようやく、観察子の並びが元の状態に戻るんだと思われます。
これが私たちが目指している、変換人の意識です。
まとめ
意識の顕在化は、少しずつ時間をかけて起こっていくと考えられます。
数年~数十年というスパンだと思われます。
そして、これは私の個人的感想なのですが、たとえばψ5が顕在化、もしくは体感を通してハッキリと認識できたしても、ψ6である自我意識には人生を通して学んでいかなければいけないことが多々あります。
ψ5~6の領域は「自己と他者の場所性」の次元です。
なので、自我にとって他者という「対化」が存在しているので、
という学びが、つねにあります。
もちろん、ψ5をしっかり理解できているので、自分軸はしっかり出来上がり、今までにないくらい人生に前向きになれると思います。
しかし、他者存在の出現によって、
一人でいるときはいいんだけど、他者といるとまだ感情が揺れ動く…。
ということは当たり前にありますので、それがψ5を体感した後の、ψ6側の学びだと私は考えています。
これこそ、「等化→中和」の作用ですね。
どんどん学びのハードルが上がっていく感じだと思います。
でも、ψ5を見出していれば、いつでも自分の中には戻ってこられる場所があるので、自分軸を持って何事にも積極的に取り組めるようになるので、全然怖くないですよ。
最終的には、みんなの意識の場が共有されていて、「前」向きの意識を持った自我集団を目指すというのがヌーソロジーの目標だと思います。
それはけっして自他が完全に一体化するのではなく、ちゃんと一人ひとりが独立し、互いに刺激し合いながら、背中合わせの螺旋ダンスを踊りながら進化をしていく。
それが、宇宙の歴史上初めて誕生すると思われる、「自己独立性」と「自他同一性」を兼ね備えた、人類の姿だと思います。
アナタとワタシが世界をめぐり
アナタとワタシの狭間に
世界が生みおとされる
この大変革が起こる時代に、私たちが生きていることは、奇跡のような気もします。
もしかしたら、それを望んで今の時代を選んで生まれてきたのかもしれませんね。
次回もお楽しみに♪
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